日本でのり相場の上昇が続いていることを受け、韓国・中央日報はこの影響が韓国ののりの価格にも及ぶ可能性が高いと報じた。資料写真。

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日本でのり相場の上昇が続いていることを受け、韓国・中央日報はこの影響が韓国ののりの価格にも及ぶ可能性が高いと報じた。

日本メディアの報道によると、2016年シーズンの日本ののりの原料価格は前年度に比べ14%上昇、ついに30年ぶりの高水準に達した。原因は温暖化によるのりの生育遅れや病害とみられるという。東京・築地場外市場でののり店では仕入れ値が2割ほど上がっており、お茶漬けやふりかけ製品にのりを使う永谷園でも調達価格が1〜4割上がっているという。

卸売価格の上昇は製品の値上げにもつながっている。ニコニコのりはこの4月以降、家庭向け60商品の問屋への卸価格を平均で15%引き上げ、大森屋は6月1日から2割ほど減量した新規格の商品を発売した。

全国漁連のり事業推進協議会によると、日本ののりの国内生産量は年間75億枚超、需要は約85億枚とみられ、不足分の10億枚ほどを韓国や中国から輸入している。そうした中、中国も水温上昇や沿岸地域の開発などにより生産量が減少しつつあり、韓国からの輸入が増えている状況だ。韓国は日中に比べまだ「豊作」と言えるものの、最近は店での値段が上がったという投稿がネット上の掲示板やブログなどに頻繁にみられるという。そのため記事は、日本や中国ののりの生産不振が今後、韓国人の食卓にも影響する可能性があるとし、韓国語の「キム(のり)」が「クム(金)」と呼ばれる日が来るかもしれないとまとめた。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「庶民の食べ物がみんな値上げされる。これから何を食べて生きていこう?」「値上がりしないものがない。上がらないのは給料だけ」「どうりで社員食堂でのりが出ないと思った」「卵とのり、キムチとラーメンは頼むから上げないでくれ。それで生きてるんだから」と切ない声が寄せられている。

また、「国内向けはそのままにして、日本や中国に高く売ってやればいいだろう」「輸出を言い訳に値段を上げるのはやめろ」「日本の店ではのりのサービスはない。日本への輸出を禁止すればいい話だ。いいものを皆輸出してしまうからいけない」「一度値上げすると下がることがないのが問題」と問題点を指摘するコメントもあった。(翻訳・編集/吉金)