NASAで活躍した黒人女性たちの
ヒューマンドラマ (C) 2016Twentieth Century Fox

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 第89回アカデミー賞で作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門にノミネートされた「ドリーム 私たちのアポロ計画」が、9月29日に公開されることが決定。アメリカの宇宙開発において大きな貢献を果たした主人公たちが夢と希望を見上げる日本版ポスタービジュアルを、映画.comが入手した。

 1960年代初頭、ソ連との宇宙開発競争でしのぎを削っていた米NASAを舞台に、アメリカ人として初めて地球周回軌道を飛行した宇宙飛行士ジョン・グレンの功績を支えたキャサリン・ジョンソンと、その同僚で友人のドロシーとメアリー、3人の黒人女性数学者に焦点をあてたヒューマンドラマ。国の威信をかけた一大事業に自身の夢を重ね合わせながら、3人がそれぞれに困難に立ち向かっていく姿をパワフルかつポジティブに描き出す。

 主演は、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、最近ではテレビシリーズ「Empire 成功の代償」で活躍するタラジ・P・ヘンソン。「私も“フッド”(低所得者層の地域)で育ったから、あったのは夢だけだった。キャサリンのような女性を演じるチャンスを持てただけで栄誉なことよ」と、物語への共感とモデルになった女性たちへの尊敬を語る。物語の主人公であり、第89回アカデミー賞授賞式に登場し大きな話題を呼んだキャサリン・G・ジョンソン氏本人(98歳)は、「あきらめないで。どんな問題だろうと、解決できるから。女性には解決できる。それに男性にもできるわ、たくさん時間をあげればね」とコメントを寄せた。

 共演は、先見の明と責任感にあふれたドロシー役にオスカー女優オクタビア・スペンサー、エンジニア志望で勝気なメアリー役に個性派シンガーのジャネール・モネイ。「ムーンライト」で圧倒的な存在感を放ったマハーシャラ・アリのほか、ケビン・コスナー(「ダンス・ウィズ・ウルブズ」)、キルステン・ダンスト(「マリー・アントワネット」)らが脇を固め、性別や人種、世代を超え、すべての世代を大きな夢へと導いた実話をスクリーンにつむいだ。

 「ドリーム 私たちのアポロ計画」は、9月29日から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国で公開。