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もう「Siriと話すのって照れくさい」なんて言ってる場合じゃなくなりました。

Appleが開発者向けイベント「WWDC 2017」基調講演のラストに発表したのは、音声アシスタント「Siri」を搭載したスマートスピーカー『HomePod』でした。ちょうど「Mac Pro」の次世代モデルがディスプレイ一体型の『iMac Pro』になることが明かされ、円筒形Apple製品の行く末が案じられていただけに、この外観だけでもちょっとしたニュースバリューがあるような気さえしてきますね。



A8チップによる高度なリアルタイム音響管理





『HomePod』にはアップルの「A8」チップが搭載され、リアルタイムでの音響モデリングやサウンドのビームフォーミング、そしてエコーキャンセルといった処理を行います。設置された環境に応じてこれらの設定を自動で調整してくれる賢いスピーカーです。7ツイーターの全周型スピーカーながら、音の定位も視聴環境に合わせてくれるとのこと。



Siriが音楽のセレクトから家電コントロールまで対応





もちろん最大の特徴はSiriによって会話のような音声コントロールができるということ。対話形式でApple Musicから選曲できるばかりか、ニュースや天気を聞く、リマインダやメッセージを再生する、アラーム設定、さらには翻訳まで、すべて音声だけで行えます。日本ではまだ対応製品がないものの、「HomeKit」とも連携可能なので、スマート家電のコントロールも可能です。



349ドル(4万円弱)という戦略的な価格設定





Appleのフィル・シラー氏がプレゼンの壇上で強調していたのが、その価格設定。「Wi-Fiスピーカー(300〜500ドル)とスマートスピーカー(100〜200ドル)を両方買ったら400〜700ドルになるけれど、HomePodは349ドルで販売します」とのこと。すでにライバルたちが海外で販売しているスマートスピーカー製品よりも高音質でありながら、競争力のある価格帯を狙ったということでしょうか。ちなみにAmazonのスマートスピーカー『Amazon Echo』は米国にて179.99ドルで販売されています。



この『HomePod』の発売は2017年12月になる予定。発表時のスライドを見た限りではこのタイミングで発売されるのは米国、英国、オーストラリアといった限られたエリアになる模様です。一部ではポストスマホの最有力候補と言われることもあるスマートスピーカー市場、これからどうなっていくのか注目です。

文/ワタナベダイスケ(編集部)

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