視聴率が打ち切りの原因? - 「センス8」シーズン1より
 - Netflix / Photofest / ゲッティ イメージズ

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 Netflixがオリジナルドラマ「センス8」のキャンセルを発表したが、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)プライド月間の初日(6月1日)だったこともあり、ファンはTwitterなどで不満をあらわにした。

 「23エピソード、16都市、13か国を巡った末、『センス8』のクラスターのストーリーは終わりを迎えることになりました。大胆で感情的、衝撃的でかっこよく記憶に残る作品で、われわれもファンも望んでいた通りのものでした。これ以上にグローバルで多様性に富んだドラマ、国際的なキャストとスタッフだけでなく、同じくらい多様で情熱的なファンを世界中に持つドラマはほかにはありません」とNetflixのシンディ・ホランドはコメントし、素晴らしいドラマを創り出したラナ&リリー・ウォシャウスキー姉妹、キャスト、そして製作スタッフに礼を述べている。

 ファンからは「『センス8』には多様性、LGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クエスチョニングまたはクィアの頭文字をあわせたセクシャルマイノリティーの呼称)の描写、撮影技術、いい構想、素晴らしい演技がそろっていたのにキャンセルしたわけ???」「Netflix。プライド月間初日に『センス8』を打ち切るなんて冷たい」「理由なんてすべてわかっているのに『13の理由』を更新して『センス8』を更新しないの?」「最高のLGBTQのキャラクターが出ている『センス8』がプライド月間にキャンセルされるってどうよ」などのツイートが見られた。

 今年3月には出演契約が切れていた主要キャスト8名にNetflixが声をかけていると報道されていたが、莫大(ばくだい)な製作費をかけるだけの視聴率をたたき出せていないことが打ち切りの理由だろうとDeadlineなどで新たに報じられている。

 Netflixは先日、同じく製作費が高く、ヒットとは言えなかったバズ・ラーマン監督のドラマ「ゲットダウン」を第1シーズンでキャンセルしており、視聴率に左右されないと言われていた神話が崩れ始めているようだ。(澤田理沙)