日本玩具協会による国内最大規模のおもちゃの展示会「東京おもちゃショー2017」が6月1日〜4日の4日間(一般公開は3日と4日)、東京ビッグサイトで開催されました。本稿では、イベント会場で発見した大人も楽しめそうな“デジタル系おもちゃ”をレポートしていきます。

 

ホンモノの“かめはめ波”が放てる!? 「ドラゴンボールZ」のVRヘッドセット

メガハウスが出展するブースには、あの“カプセルコーポレーション”が開発したというVRヘッドセットが登場しました。なんでも、身に着けるとあの“かめはめ波”が放てるようになるのだとか!

↑こんなVRヘッドセットは今までなかった!「BotsNew Charatcers VR DRAGONBALL Z」は6月下旬発売予定で、価格は税別1万2000円

 

製品の名前は「BotsNew Charatcers VR DRAGONBALL Z」。カプセルコーポレーションのロゴを配したスペシャルデザインのVRヘッドセットに、iPhone、もしくはAndroidスマホを装着。ヘッドセットを身に着けたら、両方の手にARマーカーを乗せた「BotsNewコントローラー」を持ちます。スマホのカメラでコントローラーのマーカーを読んで、コンテンツの選択など画面を操作します。

↑ヘッドセットに搭載する視野角120度のレンズがワイドでリアルなVR映像を再現。2つのコントローラー(写真右)を指に挟んで操作します

 

現状では、本機で遊べるコンテンツは5つ発表されています。イベント会場では「BotsNew DBZハチャメチャバトルVR」を体験することができました。これは、ドラゴンボールの舞台に降り立って、迫ってくる“栽培マン”を必殺技で倒していくゲームです。パワーをためて“かめはめ波”を放て!

↑栽培マンたちをかめはめ波で一掃! そのほか、VR系ではドラゴンボールの世界を自由自在に“武空術”て飛び回れる「BotsNew DBZ武空術 VR」や、ベジータが連続して放ってくる攻撃を頭を振りながら避け続ける「BotsNew DBZ特訓体感!ベジータ VR」が用意されています

 

また、スマホのカメラで捉えた現実の光景にCG映像を重ねてAR(拡張現実)の世界が楽しめる、ドラゴンボールファン垂涎のコンテンツも2つ用意されています。1つはこれもまた“かめはめ波”ネタですが、なんと自分の部屋やオフィス、近所の公園などで“かめはめ波”を打ちまくれる「BotsNew DBZかめはめ波体感 AR」。しかも使える奥義のリストには“かめはめ波”だけでなく、ピッコロの“魔貫光殺砲”やベジータの“ファイナルフラッシュ”も並んでいます…ッ。

↑”魔貫光殺砲”も打てるぞ! ※撮影のため、スマホをヘッドセットに装着していません

 

そしてもう1つのAR系コンテンツは、待っていました「スカウター」! スマホのカメラで友だちや家族の顔を捉えると、顔のパーツの配置がどのキャラクターに似ているかを測定して「戦闘力」を画面に表示します。コンテンツはその名も「BotsNew DBZ究極スカウター AR」。魔神ブウ編までのキャラクターが多数登録される予定だそうです。

↑友だちや家族の戦闘力をスカウターで読み取ろう

 

ヘッドセットで遊べるVR/ARコンテンツはひとつひとつが無料アプリとして配信され、「BotsNewコントローラー」を組み合わせて初めて正確に操作ができるようになります。ヘッドセットの発売後もコンテンツは続々と投入予定される予定とのことなので、今後の展開も楽しみですね。

 

ロボットプログラミングが学べる! クリエイティブなブロックおもちゃ

文部科学省では2020年から、日本の小学校で「プログラミング教育」を必修科目とする検討をスタート。その流れから、適齢期の子どもをもつ親御さんたちの間では、プログラミング学習の役に立つおもちゃが今とても注目されているそうです。そうした需要に応えるべく、会場では、日本全国650箇所でプログラミングスクール「アーテック エジソンアカデミー」を展開するアーテックがユニークなプログラミング学習キット「ロボティスト」を展示していました。

↑高度なプログラミングスキルが身に着けられるアーテックの「ロボティスト」。ベーシックとアドバンスの2種類が用意されています

 

カラフルなブロックに、メモリーや各種センサー、モーターを内蔵するパーツを組み立てて、パソコンソフトで設計したプログラミングを読み込ませると、自動車やアームロボットを動かしたり、電子楽器を鳴らしたりといったことができるようになります。実際にブロックで作ったものを動かす様子は下の動画をご覧ください。

 

車輪が付いたロボットをスマホで自由自在に動かせる!

会場では、プログラミング教育に役立ちそうなおもちゃをもう1つ発見。ハナヤマが取り扱う、アメリカのメーカーが開発したバランスロボット「CODER MiP」です。こちらは2つの車輪が付いた完成品のロボットを、スマホでプログラミングして自由自在に動かせるようになるというユニークなおもちゃです。

↑スマホやタブレットで手軽にプログラミングが学べる「CODER MiP」。発売は7月中旬で、東急ハンズから取り扱いがスタート。価格は税別2万円

 

ロボットにアクションを実行させるための命令は「イベント」「ロジック」「アクション」「モーション」など、カテゴリ別にブロックのようなモジュールに分けられていて、スマホの画面上でドラッグ&ドロップしながらブロックをくっつけていくと、並べた順番どおりにロボットが動いたり声を発したりします。

↑モジュール化されたプログラミングのアクションパーツを、ブロックを積み重ねるように組んでいきます。LEDの発光色など細かな設定も調整可能

 

↑アプリ画面にコントローラーを表示して、ロボットをラジコンのように自由に動かすことができる「ドライブモード」も搭載

 

これらのおもちゃは子どもも大人も楽しめそうなものばかり。たまには最先端おもちゃを使って家族で遊ぶ、というのもよいかもしれませんよ。