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格安スマホ――。何と魅力的な名前でしょうか? 格安ですよ、格安。安くなるなら誰だって乗り換えたくなるはず………。でも、どうしてだか、「手続きが面倒くさい? つながるの? そもそもどこがいいのかわからないよ!」という声を聞く機会が明らかに増えてきています。今回は、乗り換えのタイミングや、様々な注意点など、素朴な疑問に答えますよ!

乗り換えのタイミングや料金支払い方もチェック



プランや購入方法、サービスなどを見てきたが、まだまだ格安スマホに乗り換えるために覚えておきたいツボがある。周知されているかもしれないが、2年しばりの解約時期やスマホ本体の残金問題などだ。タイミングよく乗り換えないと、違約金を払うなど、無駄なお金がかかる場合もある。また、キャリア発行のメールアドレスや独自サービスを展開していたアプリは、使えなくなると考えておこう。

ほかには毎月の料金支払方法。大手キャリアでは、口座一括引き落としなどを利用している人も多いと思うが、格安スマホではクレジットカード決済しか利用できないこともある。

どうにもできないのが通信エリア&速度問題。詳細なデータは割愛するが、NTTドコモやauのエリアを使っていれば同等のスピードが出ると思ってしまうが、それがなかなかそうではない。こちらもチェックしておくと乗り換えの参考になる。

乗り換えのタイミングは?

キャリア違約金発生に注意

大手キャリアで2年契約をしている場合、乗り換えのタイミングはスマホ本体の分割が終わり、違約金も発生しない24ヵ月経過後の2ヵ月間(25・26ヵ月目)が、タイミングとして望ましい。しかし、現在高いデータプランを使っている人は、最低の違約金9500円を払っても1年通じて計算すると、格安スマホに乗り換えた方が安いケースもある。



料金の支払い方

クレジットカードのみ対応が多い

格安スマホの場合、大手キャリアで利用できた口座引き落としサービスに対応しているのは一部のみ。クレジットカードのみ決済できる会社も少なくない。デビットカードも使えたりするので、契約後に不都合が起きないように事前に確認しておくといいだろう。

今のスマホが使えるか知りたい

インターネットでチェックしよう

自分のスマホが格安スマホとして使えるのか。これは、必ず事前確認すること。各格安スマホ会社のホームページには、対応端末や対応プランごとに詳細内容が書かれているので、契約・購入前にチェックしよう。

どこで買えばいいの?

ネットか実店舗で購入できる

格安スマホの場合、基本購入するのはSIMカードのみなのでインターネットのオンラインショップから申し込み・購入という流れが一番スムーズだ。ほかにもAmazonや家電量販店のオンラインショップでも購入できる。スマホ本体の購入前に実機に触れたいときは、実店舗を設けているのはイオンモバイル、Y!mobileなどが多い。また一部の家電量販店でも格安スマホを取り扱っているのでチェックしてみよう。



どこでもつながるの?

基本的にはキャリアと変わらないが速度は……

格安スマホは、大手キャリアの通信網を借りて通信しているので、NTTドコモやauの通信エリアと変わらない。通話に対しては遜色ないかもしれないが、問題となるのは通信速度だ。場所だけでなく使用時間帯、混雑による負荷など色々な要素が絡み合い、高速通信なのに速度が出ていないこともある。またプランによっては契約したデータ容量をオーバーすると、低速(200kbps)に切り替わるので、こちらも事前確認しよう。



データ容量の目安はある?

1GBでもできることは意外と多い

プランの中で悩ましいのがデータ容量の選択。自分は毎月どのくらいのデータを使用しているのかわかっていない人も多い。モバイルデータ通信の目安は、Androidの場合[設定]メニュー→[データ使用量]などで確認できる機種もある。iPhoneの場合は、[設定]メニュー→[モバイルデータ通信]で確認できる。よほど動画や音楽のストリーミングアプリを酷使していない限り、1〜2GBで収まっているはずだ。例えば、1GBでできることを下にまとめているので参考にしてほしい。各操作単体の数字なので、厳密なデータとはならないが、文字ベースのメールならば、何と7000回は送ることができる。



▲※注:イオンモバイルより(イオン調べによる目安であり、メールの内容や閲覧されるWebサイト等によって変化します)

もっとお得に使いたいなら! 覚えておきたい役立つ豆ワザ

【常にWi-Fiスポットを探す】

データ容量1〜2GBプランの人が外出先で動画を観たくなったとき、なるべくデータ通信を使わず公共施設やカフェ、ショップなどのWi-Fiを利用する、もしくは探すクセをつけておこう。もちろんWi-Fiがあればデータ容量を消費しせず楽しめるからだ。せこい? いや貴重な容量を大切にするワザだ。

【こまめに電源を切る】

こちらも貧乏性と思われるかもしれないワザ。バッテリーではなく、使用していないときにアプリのアップデートをしたり、情報の更新のために勝手に通信するアプリなどの動きを完全にシャットアウトする方法だ。電話に出られないデメリットもあるが、データ容量を無駄に使わない究極の防御となる。

【通信量が多いアプリは使わない】

スマホでどのアプリが、どれだけ通信しているかを知ることができる。Androidの場合[設定]メニュー→[データ使用量/アプリケーション別]で確認。iPhoneの場合[設定]メニュー→[モバイルデータ通信]で確認できる。例えばSNSアプリやニュースアプリなどは、最新情報に更新するため通信量が多くなる。ほかにはゲームだったりマップアプリなどだ。気になるときは使用を控えてみよう。



【通信量のアラートを設定する】

スマホにもよるが、Androidでは「データ使用量の警告」容量を設定しておくと知らせてくれる機能がある(画面はGalaxy S4)。毎月使い過ぎてしまう人は、警告数値を1GBにしておくといいだろう。毎回使用量確認の手間が省けるし、使いすぎの防止にもなる。あくまでスマホ本体だけで計測するため、請求時の使用量と一致はしないが、常に使用量を気にかけられるので、機能としては使っておきたい。



文/松田政紀

※『デジモノステーション』2017年6月号より抜粋