5日、香港発成都行きの中国国際航空の旅客機が、香港国際空港を離陸直後に山に衝突しそうになっていたことが分かった。写真は中国国際航空機。

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2017年6月5日、央視新聞によると、香港発成都行きの中国国際航空の旅客機が、香港国際空港を離陸直後に山に衝突しそうになっていたことが分かった。

香港メディアによると、山に衝突しそうになったのは4日午後8時45分(現地時間)に定刻より1時間遅れで香港国際空港を出発した中国国際航空CA428便で、機体はエアバスA320。航空機の追跡サイトFlightradar24では、同9時6分ごろに離陸後、高度2800フィート付近で突然左に旋回し、大澳方向に進路が変わったことが示された。

YouTube上に流出したコックピットと管制官とのやりとりの録音では、管制官が何度も機体上昇を指示しているにもかかわらず、コックピット側は無反応だったことがうかがえる。機体が突然左へ旋回すると管制官は即刻右へ旋回する指示を出したが、機長はこれにも反応を示さなかった。高度不足で山に衝突する可能性があったことから管制官は語気を荒くして「CA428、直ちに上昇せよ、早く5000フィートまで上昇せよ、早く!」と命じたという。

機体はその後、高さ3650フィートの上空で大澳の山を一つ飛び越してからようやく右に旋回して飛行を続けた。同便は結局定刻より約1時間遅い同11時22分、無事成都に到着した。(翻訳・編集/川尻)