青森山田は攻撃陣が爆発。新エース・中村駿太(写真)の2得点を含む6ゴールを挙げ、18年連続の本大会行きを決めた。写真:田中研治

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 6月5日、インターハイ(高校総体)の地区予選が全国各地で開催され、新たに6チームが本大会への出場権を手にした。
 
 選手権王者の青森山田は、八戸学院野辺地西との県決勝に臨んだ。前半こそ16分に挙げた郷家友太のゴールのみだったが、後半に猛ラッシュを仕掛けた。春先に転入した中村駿太の2得点など5点を加え、終わってみれば6-0の大勝。シュート数が19対0と圧倒した。12年ぶりの夏制覇に向け、順調な仕上がりを見せている。
 
 岩手のファイナルは遠野と盛岡商のライバル対決。立ち上がりから拮抗した展開となる。互いにロングボールを主体に好機を作り、相手ゴールへと迫ったが、ともにフィニッシュの精度を欠き、試合はスコアレスのまま延長戦に突入。その緊迫した展開のなか、均衡を破ったのは遠野だった。延長前半6分に鈴木智大が決定機を仕留め、これが殊勲弾に。遠野が4年ぶり20度目の栄冠を勝ち取った。
 
 秋田決勝は3連覇を狙う秋田商が秋田南を相手に、加賀谷海登、伊藤直人、伊藤颯がそれぞれ得点を決め、3-0の快勝。33回目の優勝を飾った。石川は星稜が名乗り。前半18分に森井啓太が上げた右クロスのこぼれをMF高岸憲伸が決めて先制。後半は立ち上がりにピンチを迎えたが凌ぎ切り、その直後に岩岸宗志が2点目を奪った。終了間際の33分には森井がダメを押して3-0。選手権予選敗退の雪辱を果たした。
 
 拮抗した展開が続いた徳島市立と徳島北の県決勝は、後半に決勝点を挙げた前者が凱歌を上げている。これでインターハイは4年連続の出場だ。群雄割拠の大分予選は、決勝が柳ヶ浦対大分工という顔合わせ。こちらは前半4分に1年生FW芝崎翼が奪った虎の子の1点を柳ヶ浦が守り抜き、3年ぶりの全国切符を手中に収めた。
 
 本大会を開催する宮城は、準決勝勝利で出場権を勝ち取った両雄が決勝で対峙。仙台育英が1-0で東北学院を破り、第1代表となっている。
 
 女子の関東大会は注目の3位決定戦が行なわれ、日本航空(山梨)が花咲徳栄(埼玉)に2-1で勝利し、出場権を掴んだ。すでに突破を決めていた星瑳国際湘南(神奈川)と前橋育英(群馬)の決勝戦は、前者が2-0で快勝を収め、関東第1代表の座を射止めている。
 今年のインターハイ本大会は宮城県内各地で開催され、7月28日に開幕、8月4日に決勝戦を迎える(女子は7月30日〜8月4日)。出場枠は男子が55チーム(女子が16チーム)で、6月5日現在で、早くも半数超えとなる30チームの出場が決定。初出場は名経大高蔵、近江、日本文理の3チームだ。今月下旬まで、全国各地で出場権を懸けた熱きバトルが繰り広げられる。

 出場決定校および各地区予選決勝の日程は、以下の通り。

平成29年度インターハイ 男子出場校一覧
北海道 準決勝・決勝/ともに6月16日(金)※2枠
青 森 青森山田(18年連続21回目の出場)
岩 手 遠野(4年ぶり20回目の出場)
秋 田 秋田商(3年連続33回目の出場)
宮 城 仙台育英(2年連続18回目の出場)
    東北学院(17年ぶり10回目の出場)
山 形 山形中央(2年連続11回目の出場)
福 島  尚志(8年連続10回目の出場) 
茨 城  決勝/6月28日(水)  
栃 木  決勝/6月25日(日)  
群 馬  決勝/6月18日(日)  
埼 玉 準決勝/6月24日(土)、決勝/6月25日(日)※2枠
千 葉 準決勝/6月17日(土)、決勝/6月18日(日)※2枠
東 京 準決勝/6月24日(土)、決勝/6月25日(日)※2枠    
神奈川 準決勝/6月17日(土)、決勝/6月18日(日)※2枠