中国スマホVivoがW杯スポンサーに 世界的知名度を獲得へ

写真拡大

中国のスマホ市場はあまりにも巨大だ。そのため中国で成功すればグローバルブランドに名を連ねることになる。中国のスマホメーカーVivoは欧米でも日本でもメジャーとは言えないが、マーケットシェアで見ると世界5位にランクインしている(1位はサムスン、2位はアップル、3位がファーウェイ、4位がVivoと親会社が同じメーカーのOppo)。

しかし、世界進出を狙うVivoはスポンサー契約を通じて欧米での知名度を獲得しようとしている。映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」では主人公たちが同社のスマホを使っていた。

そしてサッカーファンたちも今後Vivoを目にする機会が増えるだろう。Vivoがワールドカップの2018年ロシア大会および2022年のカタール大会のスポンサーとしてFIFAと契約したのだ。

Vivoのシニア・バイス・プレジデントであるニ・シュートンとファトマ・サムラFIFA事務局長は6月2日に北京で開かれた報道機関向けのイベントで会見。今回の契約が実現した理由に、スポーツにおけるテクノロジーの存在感が増していることを挙げた。しかし、Vivoが国際的な露出度を高めたいがために契約したことは明らかだ。ワールドカップの2014年大会は32億人以上が観戦した。

今回の契約でVivoのロゴがフィールド広告やプロモーション資料、試合チケットなどに表れることになる。さらにアリーナのスタッフ全員が同社のスマホを使ってチケットの処理や写真撮影などを行う。つまり何十億という人が何度もVivoを目にすることになるのだ。

しかも、Vivoのハードウェアは高品質だ。特にVivo XPlay 6は、筆者が2016年にテストしたスマホの中で最もカメラ性能が高いプレミアム端末の一つだった。Vivoは2017年中にワールドカップ向けの特別仕様のスマホも発表する予定だ。

VivoもFIFAも契約の詳細については語らなかったが、契約料は年間最大6000万ユーロ(約75億円)だと噂されている。この金額はVivoのような急成長企業にとっては大した出費ではないだろう。