とってもかわいらしく、そして力強いメッセージが込められた写真が5月23日に投稿され、Instagram上で1万件近いいいね!を集めている。

それがこちらだ。

筋肉ムキムキのお父さんロバート・セルビーさんの横で、マネをしているのは、当時3歳のチェイスくん。この写真にはどんなメッセージが込められているのだろうか。

先天性の心疾患を持って生まれた息子

ファロー四徴症という先天性の心疾患を持って生まれてきたチェイスくんは、お腹についているチューブを通して栄養を摂取し、口からものを食べることはそれほどないという。チェイスくんが痩せているのも、この病気の影響だ。

▼2013年10月27日に生れ、処置を受けたチェイスくん

チューブは定期的に交換が必要なもの。ロバートさんのお腹についているのは、息子の古いチューブを切ってお腹に貼り付けたものだ。

今までに2回の開胸手術を受けており、成長を待って3回目が行われる予定だという。

ロバートさんは「息子が一人で戦わなくていいように、常に支えていくつもりだ」というコメントともに、この写真を投稿している。

実は1年前の写真

ロバートさんがこの写真を投稿したのは実は2回目。1回目はちょうど1年前の5月27日だ。その際には3,000件近いいいね!を受けている。

なぜ彼は再びこの写真を投稿したのだろうか。

あるコメディアンの告白に涙

今年のアカデミー賞の司会も務めた、アメリカの人気コメディアンのジミー・キンメル氏。自身がホストを務める「ジミー・キンメル・ライブ」にて5月1日、あるエピソードを話した。

それは彼の息子が生まれた時のこと。ある看護師が息子の異常に気付き、心疾患が発覚したが、早々に処置をしたために命が助かったという内容だ。時折声を詰まらせながら、話す姿は多くの人の心を動かした。

ロバートさんはWUSA9の取材に、「涙が出たよ。彼の話はほとんど僕たちの話だったからね」と答えている。

ほかの家族のストーリーに救われた

上記の取材で、ロバートさんは病院で不安な時間を過ごしている間、インターネット上で同じ心疾患を抱えている人々の話を読み、勇気づけられたことを話している。

「もし私たちの話が、たった一人でも勇気づけられたら光栄だよ。同じ経験をしている人に、すべてうまくいくって伝えたいんだ」と話すロバートさん。

心疾患を抱える子を持つ親からのコメントも

ロバートさんのインスタグラムには、「私の息子も同じ疾患を抱えているよ。彼は生き延び、現在28歳だ」「うちの娘も今度手術を受けるの」「うちの娘も心疾患を抱えているの。大変だけど、変えられることじゃないから、“ハートママ”を楽しんでいるわ」というコメントが寄せられている。

ロバートさんが投稿した写真には、息子に向けたメッセージと、世界中にいる同じ疾患と戦う人々に向けたメッセージが込められているようだ。