面接で絶対に口にしてはいけない7つのこと

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採用面接では緊張のあまり、言おうと思っていなかったことを口にしてしまいがちだ。

面接前と面接中は必ず、意識的に自分を落ち着かせ、集中すること。ロビーに立っているとき、座って面接官を待っているとき、深呼吸をする。呼吸に意識を集中させ、次のような肯定の言葉を心の中で繰り返そう。

1. 大丈夫。ここにいて私はうれしい。私はこの面接を楽に乗り切れる。
2. 人生は学びの連続。今日も何かを学ぶチャンスが持てた!
3. 私は、自分に合った会社にとっては完璧な人材。この面接で相手を感心させる必要はない。今日やるべきことは、意識をしっかりと持ち、自分の声で話すこと。

面接室に入ったら、周りを見回して自分のやるべきことを知る。面接官がコメントしたり質問したりしたら、考える時間を少し取ってから、話し出そう。

面接におけるあなたの目標は、落ち着いて集中し、会話にしっかり入り込むことだ。頭が忙しく考え始めてしまうと、面接の最中に脳が自分自身を批判し始め、集中できなくなる。

批判的な心の声を鎮めるためには、会話に深く集中することが一番だ。そうすれば余裕を持ち、口を開く前に質問の答えを考えることもできる。

面接中は何があっても、焦って頭が追いつかない状態で言葉だけ出さないこと。次の7つを面接中に口にするのは絶対にNGだ。

1. 「御社はどういうビジネスをしていますか?」

面接の時点で、その会社のビジネスは知っているべき。面接前には会社のホームページを読んでおくこと。

2. 「前の会社の上司は最悪の人間でした」

あなたが前職をつらい状況で辞めていたとしたら、ついこうしたことを口にしてしまいがちだが、初対面の人、特に面接官に上司の悪口を言ってしまうのは、印象が良くないだけでなく、あなたの信頼性も傷つけてしまう。

前職でのひどい扱いに腹を立てる気持ちも分かるが、どんなに悪質な上司であっても陰で悪口を言う必要はない。

3. 「〜だったら問題でしょうか?」

転職活動が初めて、あるいは2回目の人は特に、面接中に自分が弱みだと思っていることについてすぐ話し出してしまう傾向があり、「エクセルが使いこなせなかったら問題でしょうか?」「マイクロソフトの認定証を持っていないのですが」「以前こうした仕事をしたことがないのですが」などと口にしてしまう。

あなたの経歴に問題がある場合、それを指摘するのは面接官だ。自分から口にする必要はない。あなたには、自分を素晴らしい人材たらしめる数多くの資質がある。だがあなたが活躍できるのは、あなたを理解してくれる会社、つまりあなたが働くに値する会社だけだ。

4. 「私は〜があまり得意ではありません」

自分が弱みだと思い込んでいることについて質問するべきではない。「ビッグデータについてはあまり知らないのですが……」などと自分から話題を持ち出さないこと。聞きたいことがあれば、面接官の方から質問するはずだ。

5. 「私は仕事熱心です」「物覚えが良いです」など

こうした言葉を言うよう教えられている就活者は多いが、ひれ伏して職を懇願するようなことはあなたにしてほしくない。こうすることで、あなたは自分の価値をおとしめてしまう。

長く人事部長を務めてきた経験から私が言えるのは、採用プロセスで求職者が懇願するようなアプローチを見せることほど、その求職者に対する採用マネジャーの自信を砕くものはないということだ。そもそも自分は物覚えが良いなど、どうやって分かると言うのか?

働く価値のある会社は、あなたの思考や過去の達成事項・学びに関するエピソード、あなたの人となりに魅力を感じて採用するものだ。

6. 「前職では解雇されました」「仲たがいで仕事を辞めました」

「前職の退職理由は?」という質問には「辞め時でした。とても多くのことを学びましたが、チャレンジがだんだんと減ってきました」という風に答えることが鉄則だ。

面接で「解雇された」「仲たがいで辞めた」などと言う必要は全くない。仲たがいは結局のところ主観的なものなのに、ネガティブな印象を与えてはもったいない。

7. 「出社時間を守ることはどれくらい重要でしょうか?」

出勤・退勤時間を含む勤務時間について面接官に質問するのはもちろん適切だ。しかし「どれくらい出社時間に厳しいか」を聞くことで面接官の信頼を壊したくないだろう。

フレックスタイムで働きたいのであれば「この職務では一般的に、柔軟な勤務時間は許されていますか?」と聞けば、高校生のアルバイト面接のような質問にならず、社会人としてのあなたの姿勢を正しく示すことができる。

呼吸を止めず、自分を批判する声を会話にできる限り挟まない。そして次のことを覚えておく。面接で起こることは、予定通り、起きるべくして起きている。失敗などはない、そこから学ぶだけだ。