4日、180日近くかけてアジア、欧州、アフリカ、オセアニアの計20数カ国を訪問する中国海軍遠洋航行訪問艦隊がこのほど、インド南部ケララ州コーチへの寄港をインド当局に拒否されていたことが分かった。写真は中国の「一帯一路」戦略図。

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2017年6月4日、米華字メディアの多維新聞によると、180日近くかけてアジア、欧州、アフリカ、オセアニアの計20数カ国を訪問する中国海軍遠洋航行訪問艦隊がこのほど、インド南部ケララ州コーチへの寄港をインド当局に拒否されていたことが分かった。

インド英字紙テレグラフによると、3人のインド当局者は、政府がミサイル駆逐艦「長春」、ミサイル護衛艦「荊州」、総合補給艦「巣湖」からなる中国艦隊の今月4日から7日までの寄港を許可したと主張している。だが中国当局者は、許可が出るのが遅すぎたとし、この遅れは拒否に等しいとの認識を示している。

インド当局者は、中国側の主張には同意しないとした上で、インド政府の戦略的立場における懸念が決定を遅らせたことを認めた。

インドは先月、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が推し進める現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」国際協力会議への代表団派遣をボイコットしたばかりだ。パキスタンと領有権を争うカシミール地方を通る「中パ経済回廊(CPEC)」が一帯一路に含まれていることが背景にある。

インドの国防省、外務省、海軍の報道官は3日、この問題についてコメントしていない。(翻訳・編集/柳川)