今日から交流戦の始まり。例年、この交流戦でペナントレースの調子がガラッと変わることがある。セ・リーグ2位の阪神タイガースと千葉ロッテマリーンズ、パ・リーグ首位の東北楽天イーグルスと読売ジャイアンツ、この2つの試合がBSで放送されたので、目玉ロンパリを覚悟で同時視聴したのである。今年の交流戦は激しい。
その理由は大量点が多くのチームで出たから。ソフト×中日が10対2、オリックス×ヤクルトが9対1、楽天×巨人が13対5、ロッテ×阪神が7対15と、6試合のうち4試合で大量点が取られている。つまり、セパ両方、初戦のために相手がよくわからず、ピッチャーは打者の弱点が見抜けない、バッターはやみくもに来た球をぶっ叩くので考えすぎずヒットが出る、こういうことではないか。
惨めだったのは巨人だ。連敗していて、防御率ダントツの菅野投手を立てて、3回までに6点も取られた。あの菅野がヒットを10本も打たれたのである。考えられない。打たれて菅野が唇をゆがめる場面が多く見られた。多分彼はスイスイとバッターを打ち取れると高を括っていたのではないか。油断である。甘すぎる。
一方、阪神は初回の糸井のツーランで行けると思った瞬間、2回の裏で4点を奪われて逆転された。結局はトラの猛打爆発15安打で阪神の快勝ではあったが、防御率のいい阪神投手・秋山拓巳も「勝手が違う」と肝を冷やしたに違いない。兎に角、交流戦は面白い。(放送2017年5月30日18時〜)

(黄蘭)