イーロン・マスク(Elon Musk)、ボブ・アイガー(Bob Iger) photo : Getty Images

先週、パリ協定からの離脱を発表したトランプ大統領。有名経営者を始め、実業界や政界のセレブたちからも反対の声が上がっている。

気候変動対策の枠組「パリ協定」からの離脱に反対の声をあげたのはテスラのCEOイーロン・マスク。前日に「本当に離脱するのなら、私は大統領の助言チームから離脱する」とツイートしていた。そして大統領が離脱を発表すると、それを実行に。「大統領の助言チームのメンバーをやめる。気候変動は現実に起こっていることだ。離脱はアメリカにとっても世界にとってもいい決断とは言えない」とツイート、トランプ大統領を批判した。

またディズニーのCEOのボブ・アイガーも大統領の助言チームから離れることを発表。Twitterに「パリ協定から離脱すると知り、私は大統領の助言チームから離れる」と投稿した。

アル・ゴア(Al Gore)、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton) photo : Getty Images

また元副大統領アル・ゴアも声明を発表。ゴアはこれまで環境問題に熱心に取り組み、ドキュメンタリー映画『不都合な真実』にも出演している。「パリ協定からの離脱は無謀かつ弁解の余地のない行動だ。世界におけるアメリカの立場を損ね、気候問題の危機を解決する人間の能力を脅かす」とコメントしている。

また大統領選でトランプ大統領と戦ったヒラリー・クリントン元国務長官も「歴史的な過ち。世界は気候変動に一緒になって取り組んでいる。パリ協定からの離脱はアメリカの労働者と家族を取り残すことになる」とツイート。

今回の決定に対する反応や余波はまだまだ広がりそう。セレブやエンタメ界からの抗議も含め、今後の動きも見守りたい。

text : Yoko Nagasaka