【甲府|採点・寸評】
GK
23 岡 大生 5
最終ラインの裏に飛び出してくる相手にはしっかり対応していたが、自身の負担を減らすためにもDFとの連係は改善したいところ。
 
DF
8 新井涼平 5
入れ替わり立ち替わり目の前に現れる相手の1トップ・2シャドーに対して、後手に回る場面を多く作られてしまった。
 
4 山本英臣 5
クリスランへ身体を寄せようと奮闘していたが、彼に注意が向きすぎて中央を空けてしまう場面も。
 
6 エデル・リマ 5
対人守備では強さを見せていたが、あっけなく裏を取られるなど周囲のスペースを使われてしまう場面が目立つ。
 
MF
16 松橋 優 5.5
前半にカウンターから迎えた自身のシュートチャンスを決めていたら、流れは変わったか。以後はおとなしくなってしまった。
 
40 小椋祥平 5(81分OUT)
人に食らいつこうとして、パスワークで振り回される結果に。守備から攻撃に切り替えるスピードも遅くなってしまった。
 
15 兵働昭弘 5.5(66分OUT)
受け手の準備不足もあったが、なかなか中盤の底から効果的なボールを入れられなかった。守備は対応が遅れる場面が目立った。
 
11 堀米勇輝 5.5(77分OUT)
少ないチャンスにからむなど、現在のチームの攻撃にとって重要な存在であるところは見せた。しかし数字での結果を残せなかった。
 
14 田中佑昌 5
縦への推進力を見せることはできず。特に数的不利になってからは、低い位置で防戦一方になって持ち味が消えてしまった。
 
27 阿部翔平 4.5
蜂須賀への対応で手を焼き、前半は押しこまれた。反撃に出た後半で危険なプレーにより一発退場し、味方を苦しくしてしまった。
 
9 ウイルソン 5
カウンターでボールを運ぶことはできたが、フィニッシュには到らずシュートはゼロ。特徴を知る選手たちにおさえられた。
 
交代出場
FW
10 ドゥドゥ 5(66分IN)
速攻からの反撃を担う役割だったが、仕事らしい仕事ができないまま、劣勢の流れに飲み込まれてしまった。
 
MF
18 道渕諒平 -(77分IN)
押しこまれた状態での投入だったため多くを求めるのは酷だが、バランスを立て直すことはできずに悪い流れを変えられなかった。
 
MF
21 オリヴァー・ボザニッチ -(81分IN)
終盤の投入のため、プレー機会自体が少なかった。身体の強さをカウンター攻撃に生かすこともできなかった。
 
監督
吉田達磨 5
守備から攻撃への切り替えが遅いチームを改善できず。数的不利になった後も交代策で攻めに出たが、実を結ばなかった。
 
取材・文:板垣晴朗(フリーライター)」