チアゴ・アウベスにしっかりと対応しながら攻撃参加も右サイドより多く、惜しいクロスやFKを供給する場面も作った。
 
MF
8 高萩洋次郎 6
攻撃で決定的なパスは出せなかったが、確実にボールをキープして主導権を握り、中盤の危ないところを埋めて完封に貢献。
 
37 橋本拳人 5.5
良いところに顔を出す場面も多かったが、プレーの精度はもうひとつ。ボールロストもやや目立った。
38 東 慶悟 6(90+2分 OUT)
サイドの攻防では劣勢に立たされたが、守備で献身的な働きを見せ、攻撃でも要所に絡んで2点目をアシスト。
 
23 中島翔哉 6.5(87分 OUT)
左サイドでしっかりとボールをキープしながら前に運び、攻撃の起点として活躍。先制点もアシストした。
 
FW
13 大久保 嘉人 7
MAN OF THE MATCH
動きの切れはそれほどなかったが、チャンスが来たところでの働きはさすが。2得点ともシュート技術の高さを見せつけた。
 
20 前田遼一 5.5(59分 OUT)
守備を忠実にこなしながら前線で高さを生かして起点を作ったが、見せ場はあまり作れず。P・ウタカにバトンタッチ。
 
交代出場
FW
9 ピーター・ウタカ 6.5(59分IN)
柔らかなボールタッチと身体の強さでボールをキープして清水守備陣を翻弄。流れを引き寄せる意味で十分に貢献した。
 
MF
7 米本拓司 -(87分IN)
中島と交代してボランチとして最後の守備固めに。待つのではなく奪いにいく守備で完封を支えた。
 
MF
15 永井謙佑 -(90+2分IN)
プレー時間が2分弱と短く、1、2度ボールに絡んだ程度でタイムアップ。
 
監督
篠田善之 6.5
守備を安定させながら攻撃でも左サイドを中心に良い流れを作り、危なげない戦いで水曜日の雪辱に成功。

取材・文:前島芳雄(スポーツライター)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。