バックパックのように背負うだけで4本腕になれるロボットアームが開発された。これを使えば、2つの手では足りない日常的な作業が楽にできるようになる。

東京大学の研究室が開発

「MetaLimbs(メタ・リムズ)」と名付けられたこのロボットアームは、東京大学の稲見・檜山研究室が開発したもの。

InamiLaboratory/YouTube

このMetaLimbsの画期的な点は、操作を足(脚)で行なうことだ。膝と足にセンサーが仕込まれたバンドを付け、足(脚)を動かすとそれと同じようにロボットアームが動く仕組みになっている。

InamiLaboratory/YouTube

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足の指の動きは、そのままロボットアームの手指の動きになる。つまり、足の指で物を掴む動作をすると、ロボットの手で物を掴めるというわけだ。ロボットの手が物に触れると、その感覚が足にフィードバックされ、「触れた」ことが分かるようになっている。

InamiLaboratory/YouTube

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「手」の付け替えも可能

ロボットアームの手の部分を道具に付け替えることもできる。例えば、手の代わりにはんだごてを付ければ、細かいはんだづけの作業が効率化できる。手技を要する様々な専門分野で応用可能ではないだろうか。

InamiLaboratory/YouTube

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また、同研究室が5月24日に公開したYouTubeビデオには「素晴らしい。これは障害のある多くの人を助けるだろう」、「私は脳梗塞の麻痺が残っているので、このロボットアームはとてもいい」といった海外からのコメントが寄せられている。

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