水分が加わると“立体”になるパスタ

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米マサチューセッツ工科大学の研究チームが、元は平らなのに、水分が加わると立体になるパスタを開発しました。実際に商品化につながれば、包装や流通コストが抑えられると注目を集めています。

同大学のウェン・ワン教授が率いる研究チームは、まず、ゼラチンとでんぷんから作られた特別な薄いパスタを開発。このパスタは裏と表で密度が異なり、水分を含ませると片方の表面がもうひとつの表面よりも膨張するため、くるっと丸くなるのです。

このパスタの表面の一部に、さらにセルロースで出来た層を“印刷”します。するとセルロースは水分を弾くため、パスタの表面に膨張する部分としない部分が出来上がります。この特別な“印刷”がなされたパスタは、水に漬けると単に丸まるだけではなく、さらに風雑な凹凸や歪みが生まれ、結果として色々な形が生まれるのです。

こうして完成した様々なデザインのパスタは、実際にレストランに依頼して、シェフに調理と試食をしてもらったところ、なかなかの好評を得ることが出来たそうです。舌の肥えたシェフからもお墨付きをもらったとなると、なんだか食べてみたくなりますね。