イエール大学は、コネチカット州にあるアメリカの難関校のひとつだ。そんな名門大学に、「あるピザ店への愛」をエッセイに綴って入学を許可された女子高生がいる。

それが米テネシー州在住のキャロライナ・ウィリアムズさんだ。

▼左の女の子

justcarolina22/Twitter

エッセイの内容

キャロライナさんが「好きなことを200ワード以内で書け」という入学課題で書いたのは、アメリカの大手ピザチェーン店パパジョンズへの愛情だ。

「配達員がドアベルを鳴らすと、私はパブロフの犬のようになります」「子どものころ、ピザを頼むと大人になったような気がしていました。いまだにパパジョンズのピザは、私の中の子どもを満足させてくれるのです」「日常的な8つのスライスは、私の独立心を、安らぎを、そして喜びを呼び起こします」などなど、大げさだが、まごうかたなきパパジョンズへの愛が綴られている。

合格の理由は?

イエール大学の入学審査チームから送られてきた手紙には、手書きでこんなメッセージが添えられていた。

▼「私自身ピザ好きとして、あなたのエッセイを読んで爆笑しました」と書かれた手書きのメッセージ

justcarolina22/Twitter

キャロライナさんは、「偽りがなく、心からのものだったので目立ったのでしょう。だからこそリスクがあったとも言えますが」と、ABC Newsにコメントしている。

また、The Tennesseanが伝えているところによると、キャロライナさんは教会での活動やボランティア、模擬国連などにも参加していたそうなので、そういった点も評価につながったのかもしれない。

しかしオーバーン大学に進学

イエール大学の合格をつかみ取ったキャロライナさんだが、今年の9月からはアラバマ州にあるオーバーン大学に進学し、ビジネスを専攻する予定だ。

▼大学のオリエンテーションに参加するキャロライナさん

AUBURN ALUMNI ASSOCIATION/Facebook

南部にある同大学の方が自分に合っていると感じたのが理由だという。同大学からは4年間で7万2,000ドル(約79万円)の奨学金が付与されるそうだ。

また、大学選びの決め手となったかどうかはわからないが、同大学内にはパパジョンズが出店している。

パパジョンズからも祝福が寄せられる

アメリカでは特に意味を持ち祝福される、「一家で最初の大学進学者」になったキャロライナさん。

エッセイの登場人物となったパパジョンズのCEOも彼女の大学進学を喜び、こんな祝福のメッセージを寄せている。

「私も成功するまでには大変な苦労があったよ。たくさんのピザを作り、情熱を注いだ」と語った後、キャロライナさんに2つのプレゼントを贈った。

ひとつはオーバーン大学入学後の「ピザパーティ」を、彼女と寮の仲間に。もうひとつは、来年の夏に開催されるパパジョンズでの「インターンシップ」だ。

アメリカでは新卒で就職するには、インターンシップ経験が不可欠なため、大学卒業後の事を考えての提案だと言えるだろう。

大学卒業後も安泰?

キャロライナさんはエッセイの内容や、イエール大学に合格した報告を5月10日にTwitterに投稿。するとオーバーン大学出身者からの祝福の声や文才を褒める声が寄せられた。

また、広告会社からもインターンの声がかかっており、彼女の将来は明るそうだ。