丹羽孝希【写真:Getty Images】

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勝てば38年ぶりメダルの準々決勝…丹羽は樊振東、張本は許キンに挑戦

 卓球の世界選手権(デュッセルドルフ)は4日、男子シングルス4回戦で世界ランキング11位の丹羽孝希(スヴェンソン)が同5位のオフチャロフ(ドイツ)をフルセットの末に4-3で下した。地元の英雄を撃破し、自身初の準々決勝進出。13歳・張本智和(エリートアカデミー)とともに日本勢38年ぶりとなるメダルに王手をかけた。同日に行われる準々決勝では、丹羽は世界2位の樊振東、張本は世界3位の許キンと王国が誇る世界トップ3と「日中決戦」に挑む。

 旋風を起こしている日本が誇る2枚看板は、メダルをかけて王国に挑戦することが決まった。

 丹羽は完全アウェーの中、3度のデュースの末にフルセットで勝利をものにした。準々決勝で対峙する樊振東はジュニア時代から世界のトップを走り続けた中国の次代のエース。弱冠20歳だが、4月のアジア選手権では男子シングルスで優勝。国際経験も豊富で目下、世界で最も勢いに乗る逸材だ。

 一方、張本は前日に世界156位のピシュティ(スロバキア)をストレートで圧倒。この日行われた4回戦で勝ち上がった許キンに挑戦する。昨年のリオデジャネイロ五輪では団体戦金メダル。シングルスでも14年に世界ランク1位に君臨した。現在は3位だが、同1位の馬龍、同2位の樊振東とともに中国の3枚看板を形成している。

 日本の2人にとっては、勝てば、79年大会で金メダルを獲得した小野誠治以来、日本勢38年ぶりのメダルが確定。張本は大会史上最年少のメダル獲得がかかっている。

 丹羽は日本時間5日午前2時、張本は同午前3時に行われる「日中決戦」に挑む。日本卓球界にとっては歴史を変えるかもしれない2試合。卓球ファンは眠れない夜となりそうだ。