優勝が決まった瞬間、青木瀬令奈へ笑顔で駆け寄った成田美寿々(撮影:福田文平)

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<ヨネックスレディスゴルフトーナメント 最終日◇4日◇ヨネックスカントリークラブ(6,423ヤード・パー72)>

青木瀬令奈の初優勝で幕を閉じた「ヨネックスレディス」。その青木がスピーチで感極まった一番の理由に挙げたのが、成田美寿々の存在だった。

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青木と成田が出会ったのは中学生の頃、関東ジュニア決勝時に練習ラウンドを共にしたときだった。すでにジュニアの大会で活躍していた青木を知っていた成田に対し、青木の成田への印象は「なんてかっこいい女の子なんだろうと。運動神経もいいし」というものだったらしい。

そこから切磋琢磨する関係が始まった。先にプロのトーナメントで優勝した成田は、トーナメントに出られない青木に対して「何してんだよ。待ちくたびれてんだけど。もう一度私を脅かす存在になってよ」と言って発破をかけ続けていたという。「それがあったから頑張らなきゃなって思えました。支えになっていました」と青木は語る。

青木が2014年の「伊藤園レディス」で惜しくも優勝を逃して涙を流した時も、成田の姿があった。「今度は一緒に優勝争いしよう」。そうやってお互い励ましながらも、最後にはほぼ必ず「まぁその時に勝つのは私だけどね(笑)(成田)」「いや私だから(青木)」と言い合うらしい。そんな冗談とも本気とも取れないことも言い合える、裏表のない関係が心地よい。

そして今日、成田が言い続けた「瀬令奈の優勝の瞬間には絶対立ち会うから」という言葉が実現。18番のバーディの瞬間を見た成田はすでに感極まっていた。それを見た青木も「まだ勝ってないのにグッときた」。優勝の瞬間も一緒だった。「ずっとシードを待っていてくれた、優勝を待っていてくれた友達の前で勝てて嬉しい」。そう言って青木はスピーチで涙を流した。

優勝を見届けた成田は「今日の優勝で発破をかけられました」。それを伝え聞いた青木は「最高の言葉ですね(笑)」と嬉しそうな表情を一瞬浮かべた。だが、続けて「でも、まだまだ優勝の数では美寿々に及ばないし、メジャーも勝てていないですから。1つ1つの技術をとってもまだまだ足りない部分はある」と真剣な面持ちで話す。

そして一言。「自分の良いところをもっと伸ばして、お互いにツアーを盛り上げられるように頑張りたいですね。東京五輪で一緒に戦えたら最高です」。ライバルでもあり、よき仲間でもあり、良き友人でもあり…そんな最高の関係はきっと4年後も変わらない。
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