【ソウル聯合ニュース】国連安全保障理事会の下に設置されている北朝鮮制裁委員会によると、4日時点で、4月に北朝鮮から石炭を輸入したと報告した加盟国はない。
 安保理が北朝鮮の5回目の核実験を受け昨年11月に採択した制裁決議の影響で、北朝鮮が石炭を輸出できなかったとみられる。同決議は、核とミサイル開発に使われる資金を断つため、北朝鮮の石炭の輸出に上限を設けた。
 また、中国が2月、北朝鮮からの石炭輸入を年末まで停止する方針を明らかにしたため、打撃を受けたとみられる。北朝鮮は貿易の90%以上を中国に依存している。中国との貿易で石炭と鉄鉱石が占める割合は40%を超える。
 安保理決議により、北朝鮮の石炭輸出の上限は今年から年間4億87万18ドル(約443億円)または750万トンに設定された。輸出額と輸出量のどちらかが上限に達した場合は輸出禁止となる。加盟国はこの上限を順守し、北朝鮮から輸入した石炭の量と金額を北朝鮮制裁委に毎月届け出なければならない。
 加盟国の北朝鮮産石炭の輸入量は1月が144万トン、2月が123万トン、3月が6300トンと3月から激減した。輸入国は中国と推定されている。
hjc@yna.co.kr