ニウトンの劇的弾で神戸がリーグ戦3試合ぶりの白星!!《J1》

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▽4日に明治安田生命J1リーグ第14節の北海道コンサドーレ札幌vsヴィッセル神戸が札幌ドームで行われ、2-1で神戸が勝利した。

▽前節のサガン鳥栖戦で敗れて3連敗中の15位・札幌(勝ち点12)が、セレッソ大阪戦に敗れて2試合勝ち星から遠ざかっている8位の神戸(勝ち点20)を迎えた。

▽両チームともに久しぶりの白星を目指す中、札幌はいつもと同様に[3-5-2]のフォーメーションを採用し、前線は都倉とジュリーニョが起用された。対する神戸は[4-4-2]を用いて、リーグ戦3試合連続ゴール中の渡邉の相棒には田中順が起用されている。

▽試合は立ち上がりから札幌が、都倉の高さを狙って攻め込んでいく。すると3分、左CKの流れでファーの都倉が頭で落としたボールをジュリーニョが蹴り込んで幸先良く先制した。

▽出鼻を挫かれた神戸は、両サイドハーフの大森や小川を使いながらピッチの幅を使う。さらに高い位置を取っていた渡邉も中盤に下がって組み立てに加わり、中盤からしっかりとビルドアップしていく形を作る。しかし札幌も、自陣でブロックを敷いて待ちかまえながら、神戸がハーフウェイラインを越えた辺りから積極的にプレスを仕掛けていく。

▽19分には左サイドの高い位置でボールを奪った札幌がカウンターから都倉が抜け出す。そのままボックス内に侵入するが、ここは渡部がコースを消してシュートを打たせない。神戸も23分に、右サイドの藤谷がシンプルに入れたクロスをボックス内の田中順が収める。田中順はシュートを放てずにボールが零れるが、走り込んだ三原がミドルレンジから狙っていった。

▽札幌は29分にもチャンス。ライン際でボールを残した福森は、右サイドから中央に流れ、キックフェイントから右足でシュート。ファーサイドに都倉が飛び込むが。わずかに押し込めず追加点とはならなかった。

▽その後もボールポゼッションは神戸が握るが、決定機を作ることはできず。しかし前半終了間際、左サイドから中にカットインした大森が右足でインスイングのクロスを入れると、斜めに入り込んだ小川が頭で押し込み、神戸が試合を振り出しに戻して前半を終えた。

▽お互いに交代なしで迎えた後半、先に仕掛けたのは神戸で47分に松下が左サイドでボールをカットし、大森とのパス交換で縦に抜ける。深い位置から入れたクロスは相手にクリアされるが、こぼれ球を拾ったニウトンがミドルレンジから積極的に狙っていった。札幌も49分、河合の縦パスに抜け出した都倉がボックス内でボールを収めGKと一対一に。しかし都倉のシュートはGKキム・スンギュの正面を突いてしまった。

▽神戸は63分、左サイドの大森が入れた低いクロスに小川が飛び込んで合わせるが、シュートは威力なくGKがキャッチ。66分には左サイドでボールを奪ったニウトンのパスから田中順がボックス手前から左足で狙うが、ボールはクロスバーを越える。

▽一方の札幌は75分、途中出場のマセードがボックス外左で松下に倒されてFKを獲得。このチャンスで福森が左足で直接狙うが、ボールは曲がり切らずに枠の外へ。神戸は直後の78分に切り札のウエスクレイを投入し勝ち越しを目指す。

▽しかし82分には札幌に決定機。やや距離のある位置でのFKからロングボールに都倉が抜け出してボレーで合わせる。しかしこの決定機で、都倉のシュートはクロスバーを越えた。直後の83分には素早いリスタートから右サイドで裏にマセードが抜け出す。そこから折り返されたボールを宮澤がダイレクトで狙ったがここも決めきれない。

▽同点のまま迎えた90分、ついに試合が動く。神戸がさらに圧力を強めて攻め込んでいく中で、右サイドの藤谷が入れたクロスを味方が後方に落とす。最後はニウトンがグラウンダーの強烈なシュートを放つと、これがネットを揺らして神戸が逆転に成功する。結局これが決勝点となり、神戸が逆転で3試合ぶりの白星を飾った。