フィリピン警察当局が公開した、マニラのカジノ施設襲撃事件の容疑者とされる男の防犯カメラ画像(2017年6月1日撮影、2日公開)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】フィリピンの首都マニラ(Manila)にあるカジノ施設「リゾーツ・ワールド・マニラ(Resorts World Manila)」が銃で武装した男に放火された事件について、警察当局は4日、ギャンブルで多額の借金を抱えたフィリピン人の男を容疑者と断定したと発表し、テロではないと改めて強調した。

 マニラ首都圏警察のオスカル・アルバヤルデ(Oscar Albayalde)本部長は記者団に対し、「今回の事件はテロ行為ではなく、1人の男の単独の犯行だということをわれわれは繰り返したい」と述べた上で、容疑者の男は43歳、3児の父親のカトリック教徒で、ギャンブル中毒を理由に家族が要請し、4月にすべてのカジノ施設への出入りを禁止されていたと述べた。

 事件では37人が火災による有毒な煙を吸って死亡。容疑者の男は事件発生から5時間後、焼身自殺したとみられ、ホテルの一室で遺体で発見された。

 事件に対しては、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行を主張したが、比当局は2日、3日と続けて、テロ関連の事件ではなく、むしろ異様な強盗未遂事件だと主張してきた。
【翻訳編集】AFPBB News