3日、韓国・ニュース1によると、稲田防衛相が、シンガポールの「シャングリ・ラ」ホテルで開かれたアジア安全保障会議で、「慰安婦問題日韓合意」を取り上げたことに、韓国内で議論が起きている。写真はソウルの慰安婦像。

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2017年6月3日、韓国・ニュース1によると、稲田防衛相が、シンガポールの「シャングリ・ラ」ホテルで開かれたアジア安全保障会議で、「慰安婦問題日韓合意」を取り上げたことに、韓国内で議論が起きている。

稲田防衛相は会議の席で、慰安婦問題日韓合意について、日韓両国間の最終的な合意であり、日本側の役割と義務は果たしたことを伝えた。

記事は、「世界中が見守る公開の席上での発言であり、軍事外交が目的の国際会議では適切でないとする指摘が出ている」と伝えた。

韓国軍当局は、稲田防衛相の発言を「意味のない発言」と一蹴した。軍関係者は「両国の国防長官が会う予定だが、軍事懸案と関係ない話が出てきたこと自体が理解できない」とし、「必要であれば、韓国外交部が回答する事案であり、軍がそれについて言及することは適切ではない」と述べた。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「被害者を無視した国同士の合意に何の意味がある」「日本は被害者に直接謝罪する機会を逃した、不幸で貧しい国として語られるだろう」「10億円(日本側の拠出金)で全てを終わらせようとしている」「良心も礼儀もない」「合意は破棄しなければならない」など、稲田防衛相の発言と慰安婦問題日韓合意に関連し批判の声が多く寄せられた。

その一方で、「合意当時の文書を公開して、合意内容と10億円の真相を一つ一つ解明しよう」「日本の悪口を言うのではなく、誰が何の目的で、このような合意をしたのかを追及しなければならない」など、合意に至った経緯の解明を求める冷静な意見もあった。(翻訳・編集/三田)