究極の三次元モータースポーツ「レッドブル・エアレース千葉2017」は今年も千葉県の幕張海浜公園で開催されています。2017年6月4日(日)の決勝レースは劇的な結末になりました。

Red Bull Air Race

http://www.redbullairrace.com/ja_JP

2017年6月4日、エアレース千葉2017決勝レース当日は、朝から晴天にめぐまれました。朝9時37分の段階では、多くのパイロンはまだ立てられていませんでした。



3・11ゲートと4・12ゲートはすでに準備万端。決勝レース1回戦「ラウンドオブ14」が13時5分から始まります。



エアレースの会場ではさまざまなイベント・アトラクションが用意されています。中でも貴重な航空機・ヘリコプターによるデモ飛行は大きな見所の一つ。高級時計メーカー「BREITLING(ブライトリング)」が、ダグラスDC-3によるデモ飛行を前日予選レース直前に行いました。世界一周の旅「ブライトリング DC-3 ワールドツアー」中に千葉の上空に立ち寄ったDC-3の飛行の様子はこんな感じ。

世界一周挑戦中の「ブライトリング DC-3」がレッドブル・エアレース千葉2017の会場に登場 - YouTube

DC-3によるデモ飛行は、決勝レース当日の14時30分頃にレース会場を再び訪れる予定です。

DC-3だけでなく、予選レース終了後の夕刻には本物の零戦(零式艦上戦闘機22型)も東京湾にやってきました。パイロットはアメリカ在住の日本人の柳田一昭さんで、数十年の時を経た「里帰り」となりました。

零戦(零式艦上戦闘機二二型)が日本人パイロットを乗せて東京湾上空に帰還@レッドブル・エアレース2017 - YouTube

日本に帰ってきた零戦は、決勝レース・ラウンドオブ14直前の12時50分頃にレース会場に飛来する予定です。

10時30分ころパイロンがたち始めてテストフライトが開始。



◆14:24 追記

13時5分から1対1のノックアウト方式による「ラウンドオブ14」が行われました。

4番手に登場した室屋選手。



対戦相手のコプシュタイン選手に前半リードを許す苦しい展開。



ゴール。最終結果は0.007秒差でコプシュタイン選手をかわし、見事にラウンドオブ8に進出。なおコプシュタイン選手もファステストルーザーとして、ラウンドオブ8進出を決めました。



ドルダラー選手や……



マクロード選手など、予選上位選手はのきなみラウンドオブ8に進出を決めました。



◆16:23 追記

ラウンドオブ8の1番手で飛んだ室屋選手。果敢に攻めたフライトは、鬼門のゲート7でIncorrect Level。攻めた結果の2秒加算ペナルティになりました。しかし、対戦相手のホール選手もゲート11でClimbing Inで2秒加算ペナルティ。結果、室屋選手は56秒964でホール選手を0.331秒上回り、辛くもファイナル4進出を決めました。



次第に風が強くなり難しいレースコンディションの中で行われたファイナル4。ラウンドオブ8に引き続き、再びトップバッターとなった室屋選手のファイナル4の飛行の様子は以下から。

レッドブル・エアレース千葉2017ファイナル4の室屋義秀渾身のフライト - YouTube

室屋選手のタイムは55秒288。コプシュタイン選手は55秒846で室屋選手を上回れず。

レッドブル・エアレース千葉2017ファイナル4、コプシュタイン選手のフライト - YouTube

終始リードを奪っていたドルダラー選手は、11ゲートで痛恨のパイロンヒット。3秒加算の57秒943でまさかの脱落。

レッドブル・エアレース千葉2017ファイナル4、マティアス・ドルダラー痛恨のパイロンヒット - YouTube

最終飛行のソンカ選手もゲート4でのIncorrect Levelにより2秒追加のペナルティで56秒533。

レッドブル・エアレース千葉2017ファイナル4のソンカのフライト、室屋義秀優勝決定の瞬間のレース会場の様子 - YouTube

◆17:56 追記

室屋選手が神がかり的な優勝。前年に引き続き千葉大会2連覇を果たし、ワールドタイトル争いでトップに立ちました。