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「コレってどうなの?」がわかる。気になるデジタルグッズの深堀りレビュー。今回は、デロンギのコーヒーメーカー『エレッタ カプチーノ トップECAM45760B』を使い倒します!

デロンギ

エレッタ カプチーノ トップ ECAM45760B

実勢価格:21万3840円



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▲プリセットミルクメニューはカプチーノ、カフェラテ、エスプレッソマキアート、ラテマキアート、フラットホワイト、ホットミルクなど7種類から選べる。

【SPEC】外形寸法:H360×W260×D460mm、本体質量:11.5kg、消費電力:1450W、着脱式給水タンク容量:2.0L、豆ホッパー容量:370g、ポンプ圧:15気圧(抽出時9気圧)グラインダー:7段階・低速回転コーン式 抽出量調節:4種デフォルト・2種設定可能(マイコーヒー1杯:20〜180cc/2杯:40〜360cc、カフェ・ジャポーネ:120〜250cc) コーヒー粉使用:可

エレッタ カプチーノ トップってどんなコーヒーマシン?

豆から挽いてエスプレッソもレギュラーコーヒーも楽しめる



デロンギ『エレッタ カプチーノ トップ』は、豆を挽くところから、カスを捨てて洗浄するところまで、一連の工程をオートで行う全自動コーヒーマシンだ。丁寧に豆を挽き、最適な圧力でタンピングと抽出を行うので、プロが淹れたコーヒーのように、最高の状態で抽出してくれる。

グラインダーは低速回転で豆をカットする「コーン式」を採用し、摩擦や回転で発生する熱が少ないので、アロマの損失が最小限で抑えられる。淹れられるコーヒーの種類も多いため、気分に合わせて淹れ分けることができるのも大きな特徴だ。

エスプレッソのほかに、定番のカプチーノやカフェラテ、フラットホワイトなど、7つのミルクメニューを搭載。さらに、レギュラーコーヒーを淹れることもできる。通常よりも長い時間をかけて間欠抽出することですっきりした味わいとコクを凝縮した「カフェ・ジャポネ」の評価が高い。日々のお手入れは、トレイやカス受けを引き出して洗うだけなので、30秒もあれば完了する。頻繁に使ってもストレスを感じない、使い勝手の良さも魅力だ。

【一杯ずつ豆から挽く全自動式】



▲豆ホッパーは大容量で370gの豆を入れることができ、約46杯分のコーヒーを淹れられる。豆が湿気を帯びてしまわないように、パッキンで密閉性を高めている。

【低速回転コーン式グラインダー】



▲低速回転で豆を挽く「コーン式グラインダー」を搭載。摩擦熱の発生は最小限に抑えることができる。挽き目は7段階で細かさを調整できる。

『全自動コーヒーマシン』の準備・お手入れ方法をチェック



【フロントオペレーション】



▲基本操作はもちろん、水タンクの着脱やトレイの引き出しなど日々の操作を前面から行えるフロントオペレーション設計となっており、簡単に操作できる。

【難しいフロスミルクも全自動】



▲デロンギのコーヒーマシン史上最もきめ細かく、最も舌触りなめらかな泡をオートで作ることができる。ミルクは甘みが引き立つ。



▲カプチーノ、カフェラテなどは、ミルクコンテナのふたにある「フロス調整つまみ」で直感的に自分好みの泡の大きさへ調節可能。

【日々のお手入れは簡単】



▲自動内部洗浄機能により、日々のお手入れは簡単。コーヒー豆のカスは、カス受けに溜まるので、まとめてゴミ箱へ捨てるだけ。



▲カップを置くトレイには、内部洗浄で排出された水などが溜まる。たまに引き出し、水を捨ててサッと洗うだけでキレイになる。

『全自動コーヒーマシン』のコーヒーの味と香りをチェック



【エスプレッソ】



▲コーヒー豆は、挽いた直後に最も香りを放つ。挽いてから抽出までの時間が短く、タンピングも均一で、旨味を最大限に引き出せている。酸味と香りのバランスがよい。

【カプチーノ】



▲ミルクコンテナをセットして操作するだけで、難しいカフェラテやカプチーノなどが楽しめる。甘味が引き立つ最適な温度60〜65℃で、なめらかでキメ細かい舌触りだ。

【カフェ・ジャポーネ】



▲エスプレッソのうまみとドリップのすっきりとした後味を融合した「カフェ・ジャポーネ」は、芳醇な香りとうまみが凝縮した、デロンギらしい味。ドリップ派におすすめ。

使い倒しインプレッション

どのコーヒーもプロが淹れたような完成度



デロンギのコーヒーマシンといえば、思い浮かぶのはエスプレッソコーヒーだったが、『エレッタ カプチーノ トップ』は、進化したプレミアムモデルであり、淹れられるコーヒーの種類が多く、気分に合わせてエスプレッソにしたり、カプチーノにしたり、レギュラーコーヒーにしたりすることができる多機能な全自動コーヒーマシンである。

ミルクジャグを使って自分で泡を作ることもできるが、自動カプチーノ付きモデルなので、ミルクコンテナにミルクを入れておけば、ベルベットのようなキメ細かな泡をオートで作り出してくれる。バリスタが淹れたようなフワっとしたカプチーノやクリーミーなカフェラテを、簡単に家で楽しめることに感激した。

そして何より驚いたのは日本独自の機能「カフェ・ジャポーネ」だ。ハンドドリップ風の蒸らし機能で、コクがあり、豆の風味を最大限生かした香り豊かなドリップ風コーヒーを淹れられる。今まではハンドドリップで丁寧に淹れていたつもりだが、同製品を使うようになってから一切ハンドドリップで淹れることはなくなってしまった。『エレッタ カプチーノ トップ』があれば、カフェ・ジャポーネを楽しみつつ、気分によってカプチーノやカフェラテを淹れ分け、好きなときに自宅で最高のカフェタイムが楽しめるのだ。

『エレッタ カプチーノ トップ』を使い始めると一日に何杯もコーヒーが飲みたくなってしまうが、2Lも水を入れられるので、こまめに補充する必要はない。レギュラーコーヒー(1杯120ml)であれば16杯分なので、家族で使用しても、余裕を持って使えるのは嬉しい。

お手入れも簡単だ。残ったミルクは、ミルクコンテナごと取り外して、そのまま冷蔵庫に保存できる。ディスプレイには、カタカナで次の操作が表示されたり、水がなくなったときには警告してくれたりと、コーヒーの味や香りだけでなく、使い勝手の部分でも、徹底的に考えられて作られていることに感心した。

コンパクトな全自動マシンといっても、一般的なコーヒーメーカーと比較するとサイズは大きめだ。特に奥行きがあるので、棚などに置く際は、きちんとスペースを計測してほしい。とはいえ、これ一台で色々な種類のコーヒーを淹れられるのは嬉しい。価格は高めではあるが、満足度は高いコーヒーマシンだ。

結論

【ここが○】

・深蒸しレギュラーコーヒー「カフェ・ジャポーネ」も楽しめる。

・ミルクをミルクコンテナに入れておくだけでなめらかな泡立てができる。

・フロントオペレーションで日々のお手入れが簡単。毎日使い続けられる。

【ここが×】

・ボタンが多く、コーヒーの設定やカスタマイズで迷うことがあった。

多彩なカフェメニューが楽しめる

デロンギらしいプレミアムモデル



コーヒーマシンで有名なデロンギが誇るプレミアムモデルだけあって、さすがのクオリティだ。価格も約21万円と高めではあるものの、バリスタが淹れたさまざまな種類のコーヒーを、好きなときに家で楽しめると思えば、数年で元は取れそうだ。お手入れが簡単なのも嬉しい。



▲ディスプレイはカタカナで表示されるので、わかりやすい。表示内容を確認しながら操作を進めることができる。



▲氷を入れた耐熱カップにコーヒーを注げば、アイスコーヒーもできる。エスプレッソのEXストロングがおすすめ。

文/石井和美 製品撮影/ 下城英悟

※『デジモノステーション』2017年7月号より抜粋

関連サイト



『エレッタ カプチーノ トップ ECAM45760B』製品紹介ページ

デロンギ公式サイト