Doctors Me(ドクターズミー)- 乳幼児の自慰行為はやめさせるべき?適切な親の対応とは

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育児をしていると、子どもが自慰行為をしている…そんな姿に戸惑ったことのある親御さんもいらっしゃるかもしれませんよね。

乳幼児にとって自慰行為とはどういった意味を持つのでしょうか。

今回は、乳幼児の自慰行為について医師に詳しく解説していただきました。

乳幼児の自慰行為とはどのようなことをする?


・股間を触る
・股間を床やクッションにこすりつける
・足を交差させて突っ張る
・太ももをこすり合わせる

上記のようなことを行い、うんうんうなったり汗をかいたり顔が真っ赤になったりします。

乳幼児の自慰行為のきっかけ


・陰部がかぶれでかゆかったこと
・おむつを外したこと
・何らかのストレス

上記のようなことがきっかけになって始まる場合もありますが、たまたま子どもが何かに股間をこすりつけると気持ちいいことを発見して始めることもあります。

乳幼児の自慰行為は何歳から始まる?


乳児期後半(生後6カ月ごろ以降)から幼児期(6歳ぐらいまで)にかけて起こることがあります。

乳幼児の自慰行為はやめさせるべき?


乳幼児にとって性的な意味はない


思春期以降の自慰行為とは異なり、性的な意味はなく、爪かみや指しゃぶり、鼻ほじりと同じです。

なんとなく気持ちいいから・暇だから・眠いからやっていると言われており、叱ったり無理にやめさせる必要はないとされています。

乳幼児は、性器を他の体の部位と同じように考えていますので、性器いじりをいやらしいこと・性的なこととは思っておらず、叱られても何が悪いのか分からず泣くだけです。

やめさせるべき時


人前でやったり、汚い手でじかに股間を触るのはやめさせるようにします。

乳幼児の自慰行為をやめさせたい時の注意方法


言って分かる年齢であれば「触ったらばい菌が入るし、トイレと同じで人に見せるものじゃないんだよ」と説明しましょう。

言っても通じない年齢であれば、抱いて外の景色を見せる、一緒に遊ぶなど気分が変わるようなことをして気をそらすのがよいでしょう。

乳幼児の自慰行為で懸念される疾患


自慰行為から懸念される疾患


汚い手で股間を触ることにより、下記のような炎症を引き起こす可能性があります。

・膀胱炎
・膣炎
・外陰炎
・亀頭包皮炎
など

自慰行為ではなく疾患の場合


逆に、自慰行為だと思っていたら、下記のような疾患があって不快感があるから触っていただけだという可能性もあります。

・排尿時の痛み(尿をするのを嫌がる)
・尿の濁り
・おりもの
・外陰部粘膜の赤みやただれ
・陰茎の先の粘膜の赤みやただれ
・亀頭や包皮周辺の分泌液

入浴の際などに常に確認し、症状がある場合はかかりつけの小児科で相談しましょう。

乳幼児の自慰行為は自然に治る?


自然に治るとされています。自慰をやめさせるための治療というものは特に存在しません。

何らかのストレスの解消のために行っているようであれば、そのストレスを緩和するように心がけます。

また、楽しく遊ぶ時間を持ち、子どもの興味をほかのことで満たしてあげるようにするのもよいでしょう。

最後に医師から一言


性器への興味を持つこと自体を封じてしまうと、ゆがんだ興味がわいたり、隠れてやるようになったりします。

何らかの症状があっても親に訴えられなくなったりする可能性もありますので、いつか自然に治ると親が大きく構えていることが大切と思われます。

(監修:Doctors Me 医師)