愛媛県、名物行事「鉢合わせ」で台湾代表団を歓迎=日台観光サミット

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(愛媛 3日 中央社)観光を通じて台湾と日本の交流促進を目指す「日台観光サミットin四国」が5月31日から6月4日まで、香川県、愛媛県などで開催されている。中村時広愛媛県知事と野志克仁松山市長は3日、同市で毎年10月に開催される「鉢合わせ」を特別に披露して台湾代表団をもてなした。

鉢合わせは、松山秋祭りの名物行事。「もてこい、もてこい」の掛け声とともに、荒々しくみこし同士をぶつけ合うため、けんかみこしとも呼ばれる。6月に行われるのは今回が初めてだという。

台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(大使に相当)、台湾観光協会の葉菊蘭会長らが重さ800キロのみこし担ぎに挑戦したり、交通部(交通省)観光局の周永暉局長らが乗ったみこしと、愛媛県知事と松山市長が乗ったみこしとが「鉢合わせ」するなど、ユニークな交流が行われた。

中村知事はあいさつで、松山市は、同名の「松山空港」がある台北市と2014年に友好交流協定を締結しており、台北でも鉢合わせを披露したことがあると紹介。今回のイベントを通じてさらに日台交流を深め、双方の松山空港を結ぶチャーター便を定期便にしたいと意気込みを語った。

謝代表は、日本の伝統行事は長い年月を経て宗教色が薄れ、誰でも参加できるようになったことで観光文化を盛り立てる存在となっていると語り、「この点は台湾も見習いたい」と期待を示した。

(楊明珠/編集:塚越西穂)