注目の上位対決は1-1のドロー! 攻めきれなかった湘南は2戦未勝利《J2》

写真拡大

▽明治安田生命J2リーグ第17節の湘南ベルマーレvsV・ファーレン長崎が3日に行われ、1-1の引き分けに終わった。

▽現在3位の湘南(勝ち点30)と5位の長崎(勝ち点27)による上位対決となったこの試合。ホームの湘南はモンテディオ山形に0-1で敗れた前節から、石原、菊池、野田を代えて杉岡、ジネイ、藤田祥を先発に起用した。対する長崎は、1-0で勝利した前節の東京ヴェルディ戦から、出場停止のファンマと負傷の島田に代えて宮本と中村をスタメンで起用した。

▽序盤からパスを細かく繋ぎテンポよく攻撃に出る湘南は、高いボール支配率で長崎ゴールへ迫っていく。14分、18分、19分とジネイや山田が立て続けに惜しいシュートを放ち、ゴールのにおいを漂わせる。

▽パスサッカーを軸に攻撃を組み立てる湘南は何度もゴール前まで攻め込むが、集中した守備を見せる長崎を崩し切ることができない。一方の長崎は、ほとんどシュートチャンスを迎えられないまま前半を終えた。

▽後半に入っても湘南の優勢は変わらない。前半と同様にポゼッションを高める湘南は58分、ついに先制に成功する。右サイドを突破した山田がグラウンダーで入れたクロスは一度はクリアされるも、そのボールが再び足元へ。山田が丁寧に中へ折り返すと、ゴール前で石川がダイレクトで合わせて得点をマーク。湘南が先制に成功した。

▽このまま湘南ペースで進むかと思われた試合だったが、その5分後の63分、長崎が少ないチャンスをモノにする。敵陣中央でボールを持った中村がドリブルを開始。ボックス手前まで侵入すると、そのまま右足を振り抜く。ゴールの右上隅に向かったシュートはGK秋元の手を弾きネットを揺らした。

▽振り出しに戻った試合だが、これまでと大勢は変わらず。ボールを保持し続ける湘南が幾度となくゴール前へと攻め入るが、長崎も粘り強い守備で得点を奪わせない。

▽結局、試合はこのまま終了。注目された上位対決は攻めきれなかった湘南に対して、守り切った長崎がしぶとく勝ち点1を拾ったものの、痛み分けとなった。これで2試合未勝利の湘南は、この日敗れて首位陥落の名古屋グランパスと勝ち点31で並ぶも、暫定3位で自動昇格圏内浮上のチャンスを逃した。