ロータス、さらに軽量化した「エリーゼ カップ 250」を発表

【ギャラリー】Lotus Elise Cup 2508


資金難が囁かれようと、自らの信条を貫き続けるロータスは、「エリーゼ」の高性能ハードコア・モデルである「エリーゼ カップ 250」をさらに進化させた。
昨年発表されたエリーゼ カップ 250との最も大きな違いは、ロータスにとってお馴染みの、さらなる軽量化が施されたこと。創設者コーリン・チャップマン氏の「加えるものは軽さだけ」という金言を、今も守り続けているのだ。新しいエリーゼ カップ 250の乾燥重量は標準仕様でもわずか884kg。全てのライトウェイト・オプションを装着すれば、860kgにまで抑えられる。昨年型のエリーゼ カップ 250でも、先代のエリーゼ カップ 220から21kgも削ぎ落として931kgだった。



すでに軽いクルマからこれほど軽量化することは、黒魔術や局部的ブラックホールのおかげに違いないと考えるかもしれないが、真実は遥かにシンプルなものだ。エリーゼ カップ 250には、ボディやエグゾースト、ホイールなどの部品に、大量のカーボンファイバー、チタニウム、アルミニウムが使用されている。さらに、リアウインドウはガラスではなくポリカーボネート製で、一般的な鉛酸蓄電池ではなくリチウムイオン・バッテリーを採用する。

フロント・バンパーは両サイドの開口部が拡大され、リア・ウイングやディフューザーの形状も変更された。これによって空力性能も向上し、140mph(約225.3km/h)の速度で125kgのダウンフォースを発生するという。



ドライブトレインに変更はない。ミドシップに搭載されたトヨタ製1.8リッター直列4気筒スーパーチャージャー付きエンジンは、最高出力246ps/7,200rpmと最大トルク25.5kgm/3,500〜5,500rpmを発生し、6速マニュアル・トランスミッションを介して後輪を駆動する。0-60mph加速もこれまでと同じ3.9秒と発表されている(0-100km/h加速は4.3秒)。



エリーゼ カップ 250はサーキット専用車ではなく、アルカンターラが(一部)張られた車内にはエアコンやBluetoothやiPod対応のオーディオ・システムも備わるが(ただしオプション)、カップホルダーに関しては記載がない。欧州のディーラーでは現在注文を受付中だ。

By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー