弾道ミサイル「火星12」型(2017年5月15日付労働新聞より)

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北朝鮮の弾道ミサイル部隊である朝鮮人民軍戦略軍の報道官(スポークスマン)は2日、米軍が先月、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の迎撃実験を行ったことについて「愚かな空威張り」であると述べた。朝鮮中央通信の質問に答えた。

報道官は、「米帝が、今、ICBM迎撃試験に『成功』しただの、ミサイル迎撃システムの性能がどうだのとして虚勢を張っているが、われわれはそれを絶望に陥ってあえぐ者の愚かな空威張りとしか見なさない」と主張。

続けて「いわゆる迎撃ミサイルシステムなどで空を覆って降り注ぐわれわれの戦略軍の核砲火を防ぎ、汚らわしい余命を維持することができると思うなら、それより大きな誤算はない」と述べた。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮人民軍戦略軍代弁人、ICBM迎撃試験を強行した米帝を嘲笑

【平壌6月2日発朝鮮中央通信】最近、米帝が共和国の大陸間弾道ロケット「威嚇」にかこつけて大陸間弾道ミサイル(ICBM)迎撃試験を強行したことに関連して朝鮮人民軍戦略軍のスポークスマンは2日、朝鮮中央通信社記者の質問に答えた。

スポークスマンは、5月30日、米帝が米本土のカリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地で共和国の大陸間弾道ロケット攻撃を想定したミサイル迎撃試験を行ったことに言及した。

これは、米帝の核戦争挑発野望をさらに明白にさらけ出した重大な軍事的挑発行為だと言わざるを得ないと糾弾した。

米帝の冒険的な軍事的しゅん動は共和国を狙った核戦争の準備が最後の段階に至ったということを示していると主張した。

スポークスマンは、米帝のヒステリックな策動は朝鮮の自衛的核戦力強化措置が至極正当だったということを実証しているとし、次のように強調した。

米帝が、今、ICBM迎撃試験に「成功」しただの、ミサイル迎撃システムの性能がどうだのとして虚勢を張っているが、われわれはそれを絶望に陥ってあえぐ者の愚かな空威張りとしか見なさない。

いわゆる迎撃ミサイルシステムなどで空を覆って降り注ぐわれわれの戦略軍の核砲火を防ぎ、汚らわしい余命を維持することができると思うなら、それより大きな誤算はない。

トランプ行政府の最後のあがきである核戦争賭博は米本土が焦土化する史上最大の災難だけをいっそう早めるであろう。---