平野美宇【写真:Getty Images】

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3日の試合予定…混合複、男子複、女子単の3種目はすでにメダル確定

 卓球の世界選手権(デュッセルドルフ)は3日、大会6日目を迎える。

 連日、世界に旋風を巻き起こしている日本の先陣を切るのは、混合ダブルスの石川佳純(全農)と吉村真晴(名古屋ダイハツ)のペアだ。相手は方博(中国)、ペトリサ・ソルヤ(ドイツ)組。3位決定戦は行われないため、2大会連続のメダル獲得は確定しているが、初優勝を目指してまずはファイナルの切符をつかみ取る。

 男子シングルス4回戦には、今をときめく13歳の怪童・張本智和(エリートアカデミー)が登場する。2回戦で日本のエース・水谷隼(木下グループ)、前日の3回戦では台湾の廖振テイを破り、堂々の16強入り。日々、注目度が増すなか、世界ランキング156位のルボミール・ピシュテイ(スロバキア)とベスト8入りをかけて戦う。勝てば日本代表史上最年少のメダルに王手がかかる。

 男子ダブルス準決勝は、丹羽孝希(スヴェンソン)と吉村真晴(名古屋ダイハツ)、大島祐哉(木下グループ)と森薗政崇(明大)の2組が出場。日本としては13年大会以来、同種目3大会連続のメダルが確定している中で、日本勢同士の決勝を実現することができるか。

 そして、最大の注目は女子シングルス準決勝だ。世界ランキング8位の平野美宇(エリートアカデミー)は、2日の準々決勝で同4位の格上フォン・ティエンウェイ(シンガポール)を4-0と圧倒して4強入り。リオデジャネイロ五輪金メダルの女王・丁寧(中国)に挑戦する。国際卓球連盟は「ファンタスティックな激突」と早くも注目している。

 平野はアジア選手権の準々決勝で丁寧を破り、世界に衝撃を与える大金星をマーク。そのまま史上最年少のアジア女王に輝き、「ハリケーン・ヒラノ」と称賛されるなど、一躍、世界の注目の的となった。これまで幾度となく日本の前に立ちはだかってきた天敵を破り、優勝した1969年の小和田敏子以来となるファイナル進出を果たせるか。