25日、日本を訪れた中国人観光客がその時の様子をブログにつづっている。

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2017年5月25日、日本を訪れた中国人観光客がその時の様子をブログにつづっている。

日本に行く前から、準備は念入りにしていた。普段から細かいところまで気を配る方だとは思うが、今回は友人から旅行の日程を任されていたからだ。友人のためだと思うとうれしくなった。さて、日本に行くには、どこに気をつけるといいのだろう。注意事項をまとめた。まずは、パスポートに現金、そしてキャッシュカードだ。

日本では生活用品は心配無用だ。天気予報をチェックし、できるだけ軽装で臨みたい。帰国の際、荷物が入りきらないことがないように、スーツケースにはあらかじめ余裕を持たせておく。ネットはレンタルWi−Fiを使う。事前に予約しておき、出発当日の空港で受け取る。何度も確認した。これで準備は整ったはずだった。

夜10時に天津浜海国際空港を出発し、日本時間の深夜1時53分に大阪の関西国際空港に到着した。淘宝(タオバオ)のネットショップで予約した送迎サービスが到着ゲートで待っていてくれた。中国人ドライバーにしたのは、言葉に不自由しないからだ。私たちの旅に何かアドバイスしてもらえるのではと期待してもいた。

移動中、窓に見える夜景は次々に変わり、スピーカーからは日本の流行音楽が流れていた。行程の半分ほどを過ぎた頃、ドライバーが私たちに、時間が6分オーバーしているから、その分の超過料金として200元(約3200円)支払えと言ってきた。突然のことでどうしたらいいかもわからず、言い争いになった。ドライバーはそれならホテルまでタクシーでもつかまえろと言ってきた。グーグルマップで確認すると、ホテルまで1.3キロしかないのがわかったので、車を降りることに決めた。

その時の様子を写真に収め、スーツケースを手にその場を立ち去ろうとする私たちを、ドライバーが止めた。100元でいいと言ってきた。ここらが落としどころかと、それを受け入れ、ホテルに向かった。時間はすでに深夜3時半だった。

翌日は朝早くから出掛けた。地下鉄の駅で、見慣れない地図を眺めていると、日本人男性が声をかけてくれた。その笑顔は昨晩の不快な思いを一掃してくれた。

この日記を通じて、伝えたいことがある。旅行は人生のようなものだ。不安に思っていることは何ひとつ起こらないかもしれないが、ずっと信頼していたものが実はまったく信頼できなくなるかもしれない。これが今回の旅行で得た経験だった。(翻訳・編集/岡田)