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「コレってどうなの?」がわかる。気になるデジタルグッズの深堀りレビュー。今回は、ブラック・アンド・デッカーのスチームクリーナー『SteaMitt(スチーミット) FSH10SM』を使い倒します!

ブラック・アンド・デッカー

SteaMitt FSH10SM

実勢価格:1万5980円

ミット部



Inside



Outside

本体部



Side



Top

【SPEC】サイズ:W120×H160×D260mm、重量:約1.66kg、給水タンク容量:100ml、消費電力:1000W、電源:AC100V 50/60Hz コード長:3m、付属品:マイクロファイバーパット2枚

SteaMittってどんなスチームクリーナー?

手にはめたミットから出る高温の蒸気で拭き掃除と除菌ができる!



ブラック・アンド・デッカーの『SteaMitt』は、ハンディタイプのスチームクリーナーの中でもグローブ型のミットを手にはめて使うユニークな商品。ミットから噴射される高温の蒸気の力により、しつこい汚れを水拭きよりも効率よく落とすことができると同時に除菌もできる。

他製品に比べて優位な点は、掃除するものや場所をミットで直接触ったり掴んだりできること。凸凹や曲面、狭い場所の掃除がしやすい。

本体には水を沸騰させるためのボイラー機能が備わっている。長さ26センチ、幅12センチ、高さ16センチとセカンドバッグほどのコンパクトなサイズのため、取り回しがよく置き場所を取らない。重量も約1.66キロと軽量だ。女性でも片手で軽々と持つことができ、高い場所の掃除の際にも、本体を持ち上げながら利き腕にスチームミットをはめて難なくこなせる。

ミットには付属のマイクロファイバーパットの他、別売のモップパッドなどを用途に応じて付け替えられるのも特徴。窓用スクイジーや真鍮ブラシ、取り付け用ホースなどのアクセサリーも別売で用意されている。

【手にはめて使うミットタイプ】



▲長さ約26センチ、幅約16センチとスリッパ程度の大きさ。内側は指を入れる場所が仕切られており、しっかりホールド。使用中内側が熱くなることはない。

【ミットからスチームが放出】



▲スチームはミットの中央部分の2カ所の穴から水平方向と垂直方向に向かって噴射される。小さな穴だが量・勢いともに強力。

『SteaMitt』の使い勝手をチェック



【水は背面の給水タンクに直接注入】



▲給水は蛇口へ近づけて行えるが、コードが邪魔な点と容量が100mlと少ないので、コップなどを用いたほうが無難。

【約20秒ですばやくスチーム噴射!】



▲スイッチを入れて約20秒でスチームが出る。給水直後は沸騰するまでの時間がかかるものの、それでも1分程度で使用可能だ。

【本体を片手で持って高い場所にも手が届く】



▲高い場所を掃除する際にも本体をもう片方の手でラクに持ち上げることができ、ミットをはめた手を伸ばして掃除できる。

【パッドの着脱はマジックテープ式】



▲パッドの着脱はミット側にあるマジックテープで簡単。パッドは洗濯機でも洗えるので手入れもラクだ。複数枚あると便利。

『SteaMitt』のお掃除能力をチェック



【高温スチームで汚れと雑菌をまとめて一掃!】



▲テーブル上の拭き掃除も雑巾と同じ感覚でできるうえ、洗剤を使わなくてもこびりついた汚れが簡単に落とせる。同時に除菌も。

【曲面や凸凹した部分も手のひら感覚で】



▲ゴム製のミットが手のひらに合わせて曲がり、掃除箇所に密着できる。掃除しづらい水周りの細かい場所も一気にピカピカに。

『SteaMitt』の安全性をチェック



【スチーム面以外はやけどの心配なし】



▲使用中、ホースや本体は多少熱くはなるものの、やけどをするほどではない。ただし、ミットのスチーム噴射口がある面はかなり熱くなるので要注意だ。

【二重のスイッチで誤作動防止】



▲タンクに水がなくなるとスチームが出なくなる仕組み。そのためスチーム噴射スイッチを切り忘れやすいが、本体横には主電源があるので安心だ。

使い倒しインプレッション

掃除を気軽で快適にする、機動力の高いスチームクリーナー



スチームクリーナーで個人的に重視しているのは何より安全性だ。高温の蒸気を噴射するため、扱い方を間違えると大やけどをしてしまうおそれがあるから。スチームの噴射口のあるミットを手に直接はめて使用する本製品は、使用中ミットのスチーム面がかなり熱くなっているので注意が必要だ。それ以外の部分は多少熱くはなるものの、危険なほどではない。パッドの着脱は使用後に十分冷めてから行う必要があるが、パッドは複数のマジックテープでミットにしっかり固定されているので、使用中に外れたりズレたりということもなかった。

汚れの落ち具合に関しては、一般的なスチームクリーナーと同様。こびりついた汚れや水アカなども洗剤なしで擦らずにラクに落とせる。洗浄力以上に評価したいのは柔軟な使い勝手だ。ミットをはめた手で直接直感的に噴き掃除ができるので力加減が伝わりやすく効率もいい。

ただし、ミット状とはいえ掴む能力に関しては期待したほどではなかった。ミット状のため軽く掴んだりはできるが、ゴム手袋のように柔軟に動かすのは難しい。握力や手の大きさなどにもよると思うが、筆者の場合は例えば五徳のような小さなものを掴むのは難しく、曲面や凸凹した面にパッドを沿わせて握る程度の感覚で撫でるように掃除するのに適していた。

軽くてコンパクトな本体も魅力。収納しやすいのはもちろん持ち出しやすくもあるため、日常的にスチームクリーナーを気軽に使え、お蔵入りしにくいだろう。スイッチを入れてから1分ほどで立ち上がるため、待たずにすぐに使えるのも利点。使用前の準備に時間や手間がかからないことが掃除の心理的ストレスを大幅に軽減してくれる。雑巾感覚で気軽に使えるスチームクリーナーだ。

パッドは洗濯機で洗うことができ、手を濡らさずに水拭きできるというのもありがたい。高温の水蒸気による水拭きのため、衛生的ですぐに乾くのも勝手がいい。

コードとホースの長さは少々難点。掃除場所によっては邪魔になり、軽量コンパクトという本体の持ち味や小回りのよさが台無しになることも。ホースは厳しいかもしれないが、せめてコードについては巻き取り式など調整できるほうが使用中も収納時ももっと使い勝手がよいはずだ。

結論

【ここが○】

・スイッチを入れて20秒ほどでスチームが出てすぐに使える。

・軽量コンパクトで場所を取らず、気軽にサッと使える。

・通常のスチームクリーナーでは手の届きにくい場所や凸凹・曲面も掃除しやすい。

【ここが×】

・コードやホース類が長すぎて、掃除の際に邪魔に感じることがある。

ミットをはめて手で直接掃除するというありそうでなかった発想に価値アリ!



手にはめたミットから直接スチームが出るというアイディアがまず斬新。本体がコンパクトで機動力が高いので、洗剤や薬剤を使わず除菌も行えるスチームクリーナーを日常的に気軽に使いたいというユーザーにも最適。



▲モップタイプなどパッド4種類、窓用スクイーザー、ブラシ2種類、延長ノズルがセットになった別売のアクセサリーセット。

文/神野恵美 製品撮影/高仲建次

※『デジモノステーション』2017年7月号より抜粋

関連サイト



『SteaMitt FSH10SM』製品紹介ページ

ブラック・アンド・デッカー公式サイト