3日、中国メディアの観察者網が、中国当局が今年5月に遼寧省で、新たに60代の日本人男性を拘束したと伝えられたことについて、中国外交部は定例記者会見で拘束の事実を認めた。資料写真。

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2017年6月3日、中国メディアの観察者網が、中国当局が今年5月に遼寧省で、新たに60代の日本人男性を拘束したと伝えられたことについて、中国外交部は定例記者会見で拘束の事実を認めた。

記事は、日本メディアの報道を引用し、日本の外務省によると、60代の日本人男性が中国国内法に違反した疑いで5月下旬に治安当局によって拘束されたと、中国側から瀋陽総領事館に通報があったと伝えた。

詳しい容疑の内容などは明らかになっていないものの、日本メディアの中にはスパイ容疑がかけられた可能性を指摘しているという。この件について中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は会見で、「今年5月、中国の関係部門が、法にのっとって、中国の国家の安全に危害を与えた疑いのある1名の日本人を調べ始め、『日中領事協定』に基づき関係する駐中日本領事に通報した」と明らかにした。

記事は、今年3月にも山東省と海南省でそれぞれ3人、合わせて6人の日本人男性が国家の安全に危害を与えた疑いがあるとして拘束されていることも併せて伝えた。この6人は地質調査会社の社員で、ほかにも温泉開発事業に従事していた中国人2人を拘束したことも伝えた。(翻訳・編集/山中)