反射区2

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最近、目の不調を訴える人が急増しています。現代人は朝から晩まで1日中スマホやパソコン、テレビ、電子化された情報を見続けて目を酷使しすぎ。

私たちの目は毛様体筋(もうようたいきん)という小さな筋肉によってピント調節をしているそうです。常にスマホで至近距離を見続けると毛様体筋は縮まり、遠くを見たときもゆるまず、目の焦点の調節機能がうまくいかなくなるよう。目もとの筋肉は常に縮こまって血流もずっと停滞しっぱなしです。このような状況では眼精疲労やドライアイなど目の不調はひどくなるばかり、自律神経の交感神経スイッチが入りっぱなしになって肩こりや頭痛、だるさなど全身の不調へとつながりかねません。

自然療法では「目は肝臓によって養われている」と説きます。肝臓は「血の貯蔵庫」といわれ、血液に含まれる老廃物・毒素を解毒してきれいに浄化し、栄養を与え、全身に送り込んでいます。目は唯一、血管を肉眼で確認できるところで、肝臓の働きが弱ると血流が悪くなるうえ、目に十分な栄養が行き渡らなくなり、眼精疲労や視力低下、ドライアイ、緑内障などの原因になるそう。肝臓の病気になると白目が黄色くなることからも、目と肝臓のつながりは明らかです。

 

疲れ目、視力低下に効果あり?「肝臓のアンチエイジング」

高ストレス社会といわれる今、私たちは肝臓に大きな負担をかけ続けています。ここで、からだの内外から肝臓の働きをサポートする方法を紹介しましょう。

食べながら肝臓を癒やす方法

食品添加物や投薬、過度のアルコールは肝臓の解毒機能を疲れさせ、目の血流を悪くするので要注意。自然療法で肝臓を癒やすとされる食材は、酸味類(お酢や梅干し、ゆず、レモンなど)です。レモンはビタミンCが豊富で、肝臓の解毒機能を助けることでも有名。目に良い食材といえばブルーベリーが有名ですが、まずは肝臓に良い食材を取り入れたいものです。

 

目と肝臓を一度にケアする、顔のツボ押し

もっと目の不調にダイレクトにアプローチするために、私はフェイスマップ(顔の反射区療法)の目と肝臓のWケアをおすすめしています。

みなさんは足裏に内臓の反射区があることをご存じだと思いますが、実は顔にも内臓の反射区があります。神経がたくさん集まった顔は、内面を写す鏡のようなもの。たとえば、口の横が切れると「胃腸が弱っているかも?」といわれているのは、口の横が胃経という胃の経絡の通り道であり、消化器の反射区だから。

そこで質問です。肝臓の反射区はどこにあると思いますか? 

目と目の間、眉間のあたりです。肝臓とリンクしているといわれる胆嚢の反射区は目の横からこめかみの辺り。目の不調があるときには、肝臓と胆嚢の反射区をしっかり刺激してコリをほぐし、血流を良くしましょう、というのがフェイスマップメソッド(顔の反射区療法)のセオリー。

さらに眉毛の上にびっしり集中している目の反射点(ツボ)をしっかり刺激すればいっそう効果的です。

「目もとや反射区を刺激するだけで効果があるの?」と思われるかもしれません。もちろん漠然とさすっても効果は出ませんが、綿棒やスマホ用のタッチペンなど棒状のもので圧をかければ、必ず結果は出てきます。綿棒を使う場合は、アイクリームやフェイスクリームをなじませて摩擦をやわらげた状態でおこないましょう。“イタ気持ち良い”という場所があれば、そこを15秒程度重点的にほぐしましょう。
(1日2回まで、高血圧の方はやらないようにしてください)

眼科医と鍼灸師の共著である「10秒顔さすりで老眼、近視、緑内障はよくなる」(主婦の友社)によれば、目の回りの皮膚をさするだけで多くの目の問題が解決したエビデンスがあるそうです。特に、眉頭から眉上をたどって眉尻までのエリアとこめかみをマッサージするのが効果的だと書かれています。

毎日目のまわりをケアする行為には、実は驚くべき効用が隠されているのです。私のフェイスマップメソッド(顔の反射区療法)の施術をフルコースで受けていただいている方々の中に緑内障の女性がいます。その方は視力が0.02から0.05に回復し、眼圧も驚くほど低下しました。

施術を受けなくても、セルフケアであっても、反射区と目のツボの刺激は眼精疲労や視力アップ、ドライアイにとても効果的です。みなさんもぜひ、実践していただければと思います。