アイルランド・ダブリンの開票所で、統一アイルランド党の党首選勝利を祝うレオ・バラッカー氏(2017年6月2日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】アイルランド与党で中道右派の統一アイルランド党(Fine Gael)は2日、新党首にレオ・バラッカー(Leo Varadkar)氏(38)を選出した。これにより、同国で初めて同性愛者であることを公表した首相が誕生する見通しとなった。

 バラッカー氏は党首選で60%の票を得て、対立候補のサイモン・コベニー(Simon Coveney)氏(得票率40%)に勝利。バラッカー氏はアイルランド史上最年少の首相となることに加え、同国の政治家としては珍しく父親がインド人の医者であり、この点でもこれまでの伝統を打ち破った。

 バラッカー氏は党員と地方議員、国会議員を含めた総合投票結果で勝利したものの、一般投票の得票率は35%で、65%を獲得したコベニー氏に大差をつけられていた。同党の選挙制度では、全投票数の65%が党員票、10%が議員票、25%が一般票に割り当てられている。

 アイルランド議会は6月12日に再招集され、そこでバラッカー氏の首相就任が承認される予定。
【翻訳編集】AFPBB News