平野美宇【写真:Getty Images】

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世界選手権4強で女子単48年ぶりメダル…決戦前の対戦相手「あまりに急速な進歩」

 卓球の世界選手権(デュッセルドルフ)は2日、女子シングルス準々決勝でアジア女王の世界ランキング8位・平野美宇(エリートアカデミー)が同4位・フォン・ティエンウェイ(シンガポール)に4-0でストレート勝ち。準決勝進出を決めた。試合前、国際卓球連盟(ITTF)公式サイトによると「中国人選手との試合のつもりで戦う」と最大級の警戒を寄せられていたロンドン五輪銅メダリストを撃破した。

 世界のトップ4入りを果たし、同種目では日本勢48年ぶりとなるメダルを確定させた平野。歴史的な快挙を演じた17歳は、世界のトッププレイヤーからの敬意を勝ち取っていた。

 ITTF公式サイトでは平野との準々決勝に臨む直前のフェンのコメントを紹介した。

「ミウ・ヒラノは今、本当に強い。中国人選手との試合のつもりで戦います。彼女はあまりに急速な進歩を遂げている。本当に感銘的。自分のベストを尽くすだけです」

 ファンは世界ランク1位の丁寧ら、王国・中国のトップランカーと戦うつもりで、17歳の天才少女と対峙したが、結果は完敗。3ゲーム目こそ16-18と粘ったが、スコアは0-4のストレート負けだった。

 アジア女王の称号はダテではない。中国代表チームは平野のコピー選手4人を合宿に招聘し、対策を練ってきたが、ライバルの警戒の上を行く進化を見せている。「ハリケーン・ヒラノ」の愛称でドイツでも人気を博す平野は、世界の頂点へ突き進む。