直近の噂によると、iPhone 8は縦横比が「18.5:9」の画面を搭載するようです。『iPhone 7』の画面は「16:9」なので、幅が同じなら、さらに縦に長くなることを意味します。

画面が縦に長くなると、どんなメリットがあるのでしょうか。

iPhone 8の画面が縦長になるメリット

これまでよりも表示に使えるエリアが増えるので、1度に表示できる情報が増えます。

iPhone 8を縦に持ち、縦にスクロールするアプリの場合、たとえばSafariや『Twitter』などを使う際は、特にその恩恵を受けることになるでしょう。

iPhone 8の画面が縦長になるデメリット

画面の端に指が届きにくい

本体のサイズがiPhone 7とほぼ同じでも画面が大きくなるのであれば、iPhone 8を片手で持ったときに、その手の指が画面の端には届きにくくなると考えられます。

非対応アプリ・動画で黒帯が表示される

iPhone 8の画面の縦横比である「18.5:9」に対応していないアプリを起動すると、画面の上下に黒い帯が表示されることになるでしょう。

動画も同様です。iPhone 7などに最適なサイズの動画を横表示で再生すれば、左右に黒帯が表示されるでしょう。

対応するアプリ・動画が増えてくれば問題ではなくなりますが、普及のペースは予想できません。

iPhone 5で同様の変化があった

2012年に発表された『iPhone 5』(写真右)は『iPhone 4s』(写真左)を縦に引き伸ばしたような形で、この関係はiPhone 7と噂されるiPhone 8に似ています。


iPhone 5の4インチ画面に対応していないアプリをiPhone 5で起動すると、上下に黒帯が表示される仕様になっています。

2014年に発売された『iPhone 6』や『iPhone 6 Plus』でこうした黒帯はほとんど見られなくなったのは、iPhone 6/6 Plusで画面は大きくなったが縦横比はiPhone 5と同じ16:9なので拡大して表示できることに加え、iPhone 5対応アプリが増えたためです。

もしiPhone 8の画面が「18.5:9」という新しい縦横比になるのであれば、比率が異なるので拡大表示は使えず、非対応アプリでは再び黒帯が表示されることになるでしょう。

iPhone 8の仮想ホームボタンが大きく影響か

iPhone 8は物理的なホームボタンを廃止し、その余白を埋めるように画面を大型化すると噂されています。

ホームボタンはAssistiveTouchのように画面に表示されるボタンとなり、画面下部の「ファンクションエリア」と呼ばれる場所に位置すると考えられていますが、このエリアがほかにどんな機能を持つのかは不明です。

したがって、iPhone 8はその画面全体をアプリや動画を表示する領域として使うことができるのかも分かっていません。

ファンクションエリアを隠して全画面表示にできないのであれば、物理的なホームボタンを廃止してまで画面を大型化する意味はないようにも思えます。しかし、Appleがどのような意図を持ってiPhone 8を設計するのかは分かりません。

たとえばiPhone 8非対応のアプリ・動画ではファンクションエリアを表示したままにして画面の縦横比を「16:9」に保ち、対応アプリ・動画では全画面表示にできる仕様にする可能性も考えられます。

iPhone 8のデザインも気になるところですが、画面サイズやホームボタンの動向は使い勝手に大きく影響する部分なので、具体的な情報がさらに出てくるのかに注目です。

参考

iPhone 8 to switch from 16:9 to 18:9 display-here’s what this means for you - iDownloadBlog