ここ数年で京都の宿泊施設は激増しており、しかも典型的・画一的ないわゆる「ホテル」ではなく、京都ならではの町屋を使った宿泊施設や「おばあちゃんのおせっかい」をテーマにする宿など、独特のコンセプトを持ったものが数多く生まれています。「こんな場所に泊まれるのか……!」と新たな世界を垣間見ることができるユニークな宿泊施設のメディア向けツアーをBooking.comが実施するのとのことだったので、参加してみました。

【公式】三井ガーデンホテル京都新町 別邸 - 四条駅・烏丸駅・町家周辺で宿泊

https://www.gardenhotels.co.jp/kyoto-shinmachi/

まず向かったのは、明治36年に建てられた呉服屋を当時の雰囲気を残しつつ改築してホテルにした「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」。住所は「京都市中京区新町通六角下る六角町361番」で、阪急京都線烏丸駅22番出口から徒歩7分の距離にあります。

大通りから細い路地に入り、古い建物が軒並ぶ道を歩いていると……



三井ガーデンホテル京都新町 別邸に到着。1階部分だけ見ると和式の木造建築に見えますが、上階部分はモダンなつくり。



入り口はこんな感じ。



のれんをくぐって建物に入っても、すぐにロビーが広がっているのではなく、エントランスとなっており……



天井の木組みは改築前の商家で使われていた大黒柱・梁を移築したもの。



サイドにある庭園で使われている庭石も旧商家のものとなっています。



ここがロビー。



建物の中心に日本庭園があり、ロビーでは美しい緑を眺めながら休憩できるようになっています。庭園をぐるりと囲むような形で建物が作られているのは、かつて花魁が暮らした遊郭で今は登録有形文化財の料亭「鯛よし百番」と同じ。



今回宿泊するのは4階にある部屋。エレベーターで4階まで上がると……



中庭がこんな感じに見えました。



部屋のカギはカードキータイプ。なお、エレベーターホールに向かう扉もカードキーで開ける形で、エレベーターで目的の階に行くにもキーが必要なので、セキュリティはかなり厳重でした。



ということで扉を開けると……



部屋は和モダンな雰囲気。



部屋の中の様子は以下の360度画像をぐりぐりすることで確認できます。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA


以下のムービーでも確認できます。

三井ガーデンホテル京都新町 別邸のモデレートツインはこんな感じ - YouTube

今回宿泊したのはモデレートツインタイプで、ベッドは2つ。



ベッドサイドにはウッディな目覚まし時計と、部屋のライトのスイッチ。



コンセントもあるので枕元でスマートフォンなどの電子機器を充電することも可能です。



ベッドはしっかりと硬さのあるタイプでした。



ベッドの前方には、テレビと細長い作業台。



台の下には加湿器。



台の下の引き出しのような部分にはテレビのリモコンや筆記用具などがあり……



赤い巾着の中にはMicro-USB端子、FOMA 3G用の端子、CDMA au用の端子、Lightning端子など各種端子をそろえた充電器が入っていました。うっかり充電器を忘れてもスマートフォンなどの充電が可能です。



このほか、台の上にはティッシュや電話とともに白いノートのようなものがあり……



これは鏡でした。ホテルによっては部屋のデスクの前に大きな鏡が設置されていることがありますが、三井ガーデンホテル京都新町 別邸では、それが折りたたみのミラーで代用されているわけです。



窓際にはソファーが2つ。



ソファー横の台にもコンセントがあり、ここやテレビの前などでPCを使って作業することもできますが、イスの向きを変える必要があったり、そもそもあまり作業に向かないソファーだったりすることから、「PCや資料を広げてがっつり何時間も作業したい」というという人は少し厳しそうな部屋という印象。なお、Wi-Fiは無料で、22時ごろにBNR スピードテストで回線速度を測ってみたところ下りの推定転送速度は516.54Kbpsでした。



冷蔵庫もここにありました。



ホテルの中には有料の食べ物&飲み物がぎっちり入っている冷蔵庫もありますが、中には500mlの無料ミネラルウォーターが2本。なので、買った食べ物を入れられない……!と慌てて食べる必要もなし。



隣の棚には湯沸かし器。



コーヒー・紅茶なども用意されていました。



バスルームはユニット式で、バスタブがカーテンで仕切られるタイプ。



部屋でバスタブに入ることもありますが、人工炭酸泉の大浴場もありました。



トイレはウォシュレットつき。



アメニティは歯磨き・メイク落とし・化粧水・乳液・ヘアターバン・コットン・ブラシ・シャワーキャップ・カミソリ・綿棒などでした。



朝食つきの宿泊プランだったので、翌朝の朝ご飯は、1階にあるレストラン「IZAMA」へ。



おしゃれなカフェっぽい雰囲気です。



朝食はビュッフェスタイル。



九条ネギと赤こんにゃくの沼田和え、小松菜と揚げのお浸しごま豆腐、するめと数の子の松前づけや……



高野豆腐といんげん豆の浸し、ひろうすと里芋の煮物といったといった京都を感じるおばんざいが並んでいます。



レモン塩・ごまポン酢・赤みそなどから選べるせいろ蒸し、湯豆腐。



そばそうめん。



鯖の塩焼・かれいの煮付・鶏の塩胡椒焼き。





そのほか、だし巻きや洋風のおかずも並んでいます。



ごはんは白ご飯・豆ご飯から選べます。



おかゆや……



白味噌スープ



みそ汁



サラダ



パン各種



ジュースやミルク



ヨーグルト



ヨーグルトにはきなこやくろまめ、ドライフルーツ、黒蜜、マンゴーとキウイのソースを加えることができ……



コーンフレークやフルーツグラノーラのほか、わらびもちも。



フルーツやケーキなどのデザートもありました。



コーヒーはテイクアウトもOKです。



今回宿泊したのはモデレートツインのタイプで、予約日時によって変動はありますが、Booking.comで確認したところ、平日であれば、記事作成時点で6月13日(火)から14日(水)にかけての1泊2名の合計額が約1万4000円(1人約7000円)、朝食はオプションで2592円のというものがありました。駅近で回りにレストランも多いなど立地がよく、多くのデザイナーが関わっているだけあって建物内は洗練された和モダンの雰囲気で、部屋でがっつり仕事をしたい人でなければ、ゆったり過ごせ、かつ、充実した朝食で朝から豊かな気持ちになることができそうなホテルでした。