台湾全域で大雨  降水量600ミリ超の地域も  交通機関に乱れ

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(台北 2日 中央社)前線停滞と南西の気流の影響で、2日の台湾は北部を中心にほぼ全域で大雨に見舞われた。同日午前0時から午後3時40分までの降水量は北部・新北市の一部地域で600ミリ以上を観測。台北松山空港(台北市)や桃園国際空港(桃園市)では航空便に遅延や欠便が出るなど、交通機関に乱れが生じた。

中央気象局は午前11時30分、24時間降水量が500ミリを超える恐れがあるとして、基隆市、新北市、高雄市、屏東県を「超大豪雨」地区に、同350ミリ以上の恐れがあるとして、台北市、台中市、南投県、嘉義県、花蓮県を「大豪雨」地区に指定し、局地的な大雨や雷、強風、土砂崩れなどへの警戒を呼び掛けた。

台北松山空港は雷雨の影響で午前10時13分から2時間半にわたり航空機の離着陸を停止。一部の便は高雄国際空港(高雄市)や台中国際空港(台中市)に着陸地を変更したほか、欠航や遅延も相次いだ。桃園国際空港では午後1時までに旅客機20便、貨物機1便が欠航。旅客機、貨物機合わせて18便の出発が遅れた。台湾鉄路(台鉄)は正午前後、線路の冠水により北部の一部区間で運転を見合わせたが、午後1時ごろから運転を再開した。

台北市は正午、災害対策センターを設置。同センターによると、浸水や冠水、倒木など大雨による被害は午後1時までに250件確認されているという。

同日午前0時から午後3時40分までの降水量は多いところで、三芝(新北市)643.0ミリ、富貴角(同)630.0ミリ、三和(同)571.0ミリ、淡水(同)375.0ミリ、鞍部(台北市)358.0ミリなど。

(汪淑芬、邱欽俊、梁珮綺/編集:名切千絵)