2日、新文化報によると、知人の女から「夫を殺してほしい」と頼まれ殺害した男が、逃亡するために乗った飛行機の離陸直前に逮捕された。資料写真。

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2017年6月2日、新文化報によると、知人の女から「夫を殺してほしい」と頼まれ殺害した男が、逃亡するために乗った飛行機の離陸直前に逮捕された。

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殺害された男性(38)とその妻の沈(シェン)容疑者(35)は仲が悪く、沈容疑者が何度も離婚を申し出たが男性は同意しなかった。昨年4月、2人がそろって大阪に働きに出た際、沈容疑者は日本で働いていた孫(スン)容疑者と知り合い、「金を払うから夫を始末してほしい」と依頼した。

今年に入り3人が帰国すると、両容疑者は5月28日に吉林省内で会い、殺害方法を相談。端午節で休みだった30日に男性が「夫婦で酒を飲もう」と提案したことに乗じて、30日午後10時30分頃に自宅で酔って寝ていた男性を2人がかりで窒息死させた。

殺害後、沈容疑者は家の中を強盗に荒らされたよう偽装工作し、孫容疑者は韓国・ソウル行きの航空券を購入して同省長春市の空港に向かったという。

31日午前0時ごろ、沈容疑者が「強盗が家に押し入り、夫を殺害した」と警察に通報。駆けつけた警察官が直ちに捜査を開始すると、不自然な点が次から次と出てきた。妻である沈容疑者の証言にも不審な点があったため問い詰めたところ自白。孫容疑者が長春から国外逃亡を図っていることも供述した。

そして、同日午前11時7分、長春国際空港のソウル行きアシアナ航空便に搭乗した孫容疑者は、飛行機が滑走路に進入しようとしたところで乗り込んできた警察官に逮捕された。通報から約11時間、そして国外逃亡成功まであと3分という劇的な逮捕だった。

ソウル行きの飛行機に搭乗した理由について孫容疑者は「ソウル経由で日本に行くつもりだった。中国と日本は犯罪人引渡し条約を結んでいないので、日本に行けば捕まらないと思った」と供述しているという。(翻訳・編集/川尻)