優しい心と特技を活かし、飼い主とともに恵まれない動物たちを助けようとしているワンコがいる。

それが彼だ。

米ミネソタ州で暮らすバーニーズ・マウンテン・ドッグのダヴォスくん。彼は飼い主であるアリ・クーパーさんの良いゴルフ仲間でもある。アリさんの打ったボールがコースを外れると、すかさず探し出してくれる名人だ。

集めたボールは1つ25セント(約28円)で販売している。

2015年7月の売り上げ報告を見てみると、好調なときで1日10ドル程度。それほど大きな売り上げがあるわけではないが、ダヴォス君は心置きなく、ボール探しを楽しんでいた。

しかし、あることをきっかけに、この楽しいボール探しが大きな意義を持つことになった。

不幸な動物たちの姿を見て悲しむダヴォス

もうすでに退職しているアリさん。ダヴォス君に時間も愛情もたっぷりと注いでいた。ある日ダヴォス君は、世の中には自分のように幸せな動物だけではないと気づいたのだ。

テレビで飼育放棄された動物たちの姿を見て、ダヴォス君は非常に悲しんだという。

▼テレビを見ながらとても悲しそうな声で鳴いている

ボールの売り上げを寄付することに

ダヴォス君の悲しみを感じ取ったアリさん。ゴルフボールの売り上げを、すべて動物保護団体に寄付することにしたのだ。

▼看板には「Animal Humane Societyに寄付します」の一文が加えられている

100ドルを寄付

1つ25セントのゴルフボールを累計400個売り、売り上げが100ドル(約1万1,100円)になったとき、ダヴォス君はアリさんと共にAnimal Humane Societyに赴き、100ドルを直接手渡した。

この時の様子はテレビ局のKARE11が映像に納め、5月24日に放送。すると大きな反響を呼び、翌日の売り上げは30ドル(約3,330円)となった。アリさんはフェイスブック上で、「近々また寄付ができそうだ」とコメントしている。