全仏オープンテニス、男子シングルス2回戦。リターンを打つニック・キリオス(2017年6月1日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子テニスのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)が1日、4月に最愛の祖父を失って以来、心がテニスから離れてしまっていると明かした。

 22歳のキリオスは同日、全仏オープンテニス(French Open 2017)男子シングルス2回戦に登場するも、ケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)に7-5、4-6、1-6、2-6で敗戦。試合後、長期にわたるがんとの闘いの末にこの世を去った祖父クリストス(Christos)さんとの思い出について尋ねられると、泣きそうな表情を浮かべた。

 当時、ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)の前哨戦であるエストリル・オープン(Millennium Estoril Open 2017)に出場予定だったキリオスだが、家族の訃報を受けると棄権を発表し、母国に緊急帰国していた。

 この日は敗戦が近づくにつれていら立ちが募り、ラケットをコートサイドの椅子にたたきつけたり、問題行為にペナルティーポイントが科されたりしていたキリオスは「祖父が亡くなってから、何をするにもモチベーションをすっかり失ってしまった」と語った。

 さらに、祖父との関係について質問を受けたキリオスは、今にも泣き出しそうな状態になると、記者会見をすぐに中止。「家に帰るのはつらかった。それについては話せない。無理だ」とコメントを残した。
【翻訳編集】AFPBB News