マケドニアの首都スコピエの議会周辺を警備する警官たち(2017年4月27日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】マケドニアの首都スコピエ(Skopje)で1日、医療保険制度のせいで孫娘が死んだと怒りを募らせた男(60)が、退任したばかりのニコラ・トドロフ(Nikola Todorov)前保健相を保健省の前で銃撃する事件が起きた。

 マケドニアでは前日夜に議会がゾラン・ザエフ(Zoran Zaev)新首相を承認。トドロフ氏は、ザエフ氏に任命されたアルベン・タラワリ(Arben Taravari)新保健相への引き継ぎのため保健省に到着したところだった。トドロフ氏にけがはなく、男は警察に逮捕された。

 男の孫娘は2年前、外国で手術を受けるため国の健康保険基金の支給を待っている間に9歳で亡くなったという。この少女の母親は、保健相襲撃について「そんな計画を立てている兆候は何もなかった。どこで銃を見つけたのかも分からない」と地元メディアに語った。「家族の間に怒りはあったけれど、そんなことを考えていた人はいなかったし、こんなことが起きるとも思っていなかった」

 ザエフ首相は銃撃を非難し、国民に「このようなことはしてはいけない。私たちは助け合わなければならない」と呼び掛けた。
【翻訳編集】AFPBB News