中国の四川省とチベット自治区を結ぶ国道318号線という道路がある。高山地帯を進む険しい道路だが、それゆえ自転車や徒歩で旅をする人が多いという。しかし、悲しいことに道路には旅人が捨てていったゴミが大量に散乱している。しかも、日本の常識的にはあり得ないものがあたり一面に散らばっているというのだ。(イメージ写真提供:123RF) 

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 中国の四川省とチベット自治区を結ぶ国道318号線という道路がある。高山地帯を進む険しい道路だが、それゆえ自転車や徒歩で旅をする人が多いという。しかし、悲しいことに道路には旅人が捨てていったゴミが大量に散乱している。しかも、日本の常識的にはあり得ないものがあたり一面に散らばっているというのだ。

 中国メディア・今日頭条は1日、国道318号線・通称、川蔵線に散らばる特殊なゴミについて紹介する記事を掲載した。記事は「川蔵線を行く人があまりに多くなってしまい、路上にはさまざまなゴミや痕跡が残されるようになった」としたうえで、現地でポイ捨てされるゴミのトップ3が「生理用ナプキン、コンドーム、エナジードリンク缶」であると伝えた。

 エナジードリンクは、体力勝負の川蔵線を走破するうえで旅人がたくさん飲んでその場に捨てていくという光景が容易に想像できるが、残りの2つは全く想像がつかない。記事は「生理用ナプキンなどナイーブなアイテムであり、路上で遭遇する確率はゼロに近い。しかし、川蔵線では至る所に落ちているのだ」と紹介。そのうえで、自転車に慣れない人がサドルの下に敷いてクッション代わりにするほか、徒歩で旅する人が靴の中敷き代わりに使って捨てていくのだと説明している。実際の用途を説明されても到底「ああ、なるほど」とは思えない。

 そしてコンドームはというと、防水性の高さと伸縮性の良さから靴の上に履く、スマートフォンに被せるという使い方をするのだとか。また、食べ物や水を密封したり、出血した際には止血点を縛ったりするのだという。そして様々な用途で「使用済み」となったコンドームたちが次々と道端に捨てられていくのだ。

 中国には実際「生理用ナプキンの技術と機能性を生かして作りました」という靴の中敷きが売られているようで、その時点で日本人としては驚きを禁じ得ない。ナプキンにしろコンドームにしろ、賢いと感心すべきなのか、そんな風に使うのはけしからんと否定するべきなのか悩ましいところだが、それ以前にゴミをポイ捨てするマナーの劣悪さを非難しなければならない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)