2日、独デュッセルドルフで行われている卓球世界選手権・男子シングルス2回戦で五輪メダリストの水谷隼を破った張本智和に中国が大注目している。

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2017年6月2日、前日に独デュッセルドルフで行われた卓球世界選手権・男子シングルス2回戦で五輪メダリストの水谷隼を破った張本智和に中国が大注目している。

13歳の張本は世界ランク69位。リオデジャネイロ五輪の銅メダリストで同6位の水谷から3ゲーム連取し、第4ゲームを落とすも最後は4−1で戦いを制した。この快挙を中国メディアは「日本の天才少年、世界選手権で番狂わせ」「13歳の神童」「中国男子は最大のダークホースに出会った!」などのタイトルで報道。スポーツメディアの捜狐体育はゲームの様子を「出だしから強じんな戦闘気質をあますところなく表現した張本。点を取るたびに声を張り上げた」などと伝えた。

中国では張本の両親が中国出身の元卓球選手であることも着目されており、主要メディアの中国新聞社は「2016年に世界ジュニア卓球選手権シングルスで優勝、13歳で世界選手権に出場した張本は日本の重点育成選手」とした上で、中国では本人のバックグランドに関心が寄せられていることを説明。張本の中国語力を「それほど流ちょうではないが、表現力は十分」とし、本人が語った「一番好きなのは樊振東(ファン・ジェンドン。中国の卓球選手)」とのコメントも紹介した。

卓球界で日本の存在感が増す中、中国のネット上でも張本の勝利は大きな話題となっている。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に寄せられたコメントを見てみると、13歳での世界選手権出場に驚きを示すコメントや「東京五輪で中国のライバルになる」「張本の球の速さには注意」「日本では強い新人が次から次へと出て来る」といった声、さらに6月1日が中国の「子どもの日」に当たることから、これに引っ掛けて祝福の言葉を贈るネットユーザーもいた。(翻訳・編集/野谷)