AP通信は30日、トランプ米大統領が「自分に直接電話してほしい」と、自身の携帯電話番号を世界の首脳たちに教えていると伝えている。資料写真。

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2017年5月31日、環球網によると、AP通信は30日、トランプ米大統領が「自分に直接電話してほしい」と、自身の携帯電話番号を世界の首脳たちに教えていると伝えている。

米政府関係者によると、トランプ大統領はカナダとメキシコの首脳に携帯電話で連絡を取るよう促している。だがそうした提案を受け入れたのはカナダのトルドー首相だけだという。また、当選したばかりのマクロン仏大統領にも電話会談で携帯電話の番号を教えたことが明らかになっている。

携帯電話がこれだけ普及しているのだから、国家指導者がこのツールを利用することはあり得ないことではないかもしれない。だが外交上のマナーから逸脱している上に、情報の安全性や機密保持への認識に懸念が出ている。

通常であれば、米国大統領が外国首脳に電話する際はホワイトハウスや専用車の安全性が確保された回線が使われる。たとえ政府から支給されたものであっても、携帯電話は容易に傍受され、機密情報が流出してしまう恐れがある。(翻訳・編集/岡田)