夏はスポーツ観戦が俄然楽しくなるシーズンです。今年はオリンピックやサッカーワールドカップといった、日本中が一体となって応援するスポーツイベントはありませんが、それでもプロ野球や高校野球、そしてサッカー日本代表戦やJリーグといったスポーツイベントは目白押し!スポーツ観戦好きであれば、ワクワクする時期でしょう。

20代の13.2%がスポーツ中継がきっかけで恋愛に発展

「株式会社ジュピターテレコム」では、スポーツ観戦をすることがある全国の20歳〜59歳のスマホユーザーを対象に、スポーツ観戦に関するさまざまなアンケート調査を実施しています。その中でまず気になったのは、「パートナー(配偶者や恋人)と生中継で観戦したいと思うスポーツ・試合」という調査。こちら男女別に上位5つ(複数回答)を紹介します。

男性

1位 プロ野球……30.6%

2位 サッカー日本代表戦……23.4%

3位 Jリーグ……15.4%

4位 野球・侍ジャパン戦……14.6%

5位 高校野球……11.9%

女性

1位 プロ野球……29.0%

2位 サッカー日本代表戦……20.6%

3位 野球・侍ジャパン戦……15.6%

4位 フィギュアスケート……11.0%

5位 Jリーグ……10.4%

男女とも傾向はほぼ同じ。「プロ野球」と「サッカー日本代表戦」が人気二大観戦スポーツで、女性4位の「フィギュアスケート」以外は「野球」と「サッカー」が締めました。競技の人気はもちろんですが、どちらも点が入るとハイタッチをしたり、時には抱きったりといったスキンシップのとりやすさが、パートナーとの観戦に好まれる秘訣でしょうか?

また同調査では、「スポーツ中継を一緒に見たことがきっかけで、恋愛に発展したことがあるか?」という気になる調査もしています。その結果は以下の通り。

見ず知らずの人と気軽に抱き合えるのはスタジアムならでは!うまくいけば恋愛に発展もアリ?

全体で「恋愛に発展したことがある」と答えた人は8.3%。年代別で一番多いのは20代(13.2%)で、若いほど割合は多くなっています。人は生理的に、興奮していると、自分が恋愛している認識を持つという「吊り橋理論」は有名ですが、スポーツ観戦で一緒に興奮すると、同じように恋愛感情を持つこともあるのかもしれません。

選手のプレーに文句を言う「観戦あるある」に女子はドン引き!

しかしスポーツ観戦で恋愛に発展するのはいいことだと思いますが、あまりに興奮しすぎると、かえって逆効果になることもあるようです。ありがちなのは男性が興奮しすぎて女性がドン引き、というパターン。たまに野球場やスタジアムなどでファンが汚い野次やブーイングを飛ばす場面がありますが、確かにデートで彼氏がそれをやったら、喜ぶ彼女は少ないのではないでしょか?

大の大人がここまで我を忘れてしまう、それがスポーツの魅力でもあります。とはいえ、汚い野次は困りますが……。

ということで、女性による「パートナー(配偶者や恋人)とスポーツ中継を見ていて、パートナーがやるとドン引きすると思う観戦態度」のベスト10を紹介します。

●パートナー(配偶者や恋人)とスポーツ中継を見ていて、パートナーがやるとドン引きすると思う観戦態度(複数回答)

1位 周りの人が驚くほどの大声を出す……39.0%

2位 熱くなりすぎて周りのものを叩く……37.8%

3位 選手のプレーに文句をつける……33.8%

4位 選手のプレーに舌打ちをする……32.6%

5位 興奮しすぎて態度や言葉遣いが乱暴になる……31.8%

6位 応援しているチーム・選手が負けそうになると機嫌が悪くなる……30.8%

7位 自分だったらこうするという持論を展開する……28.4%

8位 夢中になりすぎて話しかけても反応がない……20.6%

9位 審判に文句をすける……20.0%

10位 応援チームのユニフォームに着替えさせようとする……16.8%

正直、どれもスタジアムに行くと「こんな男性ファンいっぱいいるわ」という行動ばかり気が……。そう考えると、スポーツ観戦デートは男性にとってリスクも大きいかもしれません。とはいえ裏を返せばその人の素の部分が見えるという言い方もできるわけで、これでドン引きされるようでは長く続かないと開き直るのもアリ?

ちなみに同調査によると、「デート中に見たい試合の経過が気になったことがある」と答えた男性は26.8%(女性15.4%)いるそうです。さらに「見たい試合があったため、早めにデートを切り上げたことがある」男性は14.%(女性8.8%)、「見たい試合があったため、デートを断ったことがある」男性10.2%(女性9.4%)だそうです。

【調査概要】
調査媒体:株式会社ジュピターテレコム
調査対象:スポーツ観戦をすることがある全国の20歳〜59歳のスマホユーザー
調査年月日:2017年4月14日〜4月18日
調査数:1,000名(男性500名、女性500名)